ケイジとケンジ 所轄と地検の24時 1話 感想|テレ朝らしからぬ"ど"コメディ
硬派な刑事ドラマを生み出すテレビ朝日らしからぬ、どコメディなドラマでしたね。
初回の2人を見た限りでは、桐谷健太さんはいつもの"無駄に熱い"系ですし、
良くも悪くも安定した役…というだけに、
個人的には「刑事×検事の異色コンビ」だからこその新鮮味がまだないような気がして、
キャラクターの弱さを、顔芸や書類バッシャーン!などのコント的要素で
何とか面白く見せようと誤魔化している印象を受けました。
金八先生みたいな暑苦しい展開になったり、
弁護士モノでよくある「罪を償う事の大切さ」という流れになったりと、
何のドラマだか一瞬混乱するようなシーンも多々ありましたが。
最後の事件の落とし所を見るに、「事件そのもの」よりも
「肩の力を抜いて楽しめる作り」を重要視するのだとは理解出来ました。
だからこそ次回以降は、豪太(桐谷健太)、修平(東出昌大)単体ではなく
もっと2人が連携して事件に取り組んでいる姿を見てみたいです。
刑事なのにブルゾンを着て初出勤!…というのは、
同じ脚本家の作品「HERO」の久利生さんのオマージュだったりするんでしょうかね。
2000年代だったら月9でやっていたんだろうな〜と感じさせられました。
そんな訳で、細かな点を気にしなければ、悪くないと思えるのかもしれませんが、
今回の「アライブ」が初回よりも格段に良い出来だったので、
今後の内容次第では感想は木10をメインにしようか…なんて考えてます。
なので、次回も書くかどうかは未定です。