モコミ〜彼女ちょっとヘンだけど〜 3話 感想|初出勤日にドキドキ
(先々週に放送された回のため日付をいじって投稿しようかと思ったけど、
最新話が休止になったので、普通に上げちゃいます。他に上げられる感想もないしね。)
俊祐(工藤阿須加)の彼女っぽい涼音(水沢エレナ)が気が強そうだな…
いびられる展開が来るんじゃないかな…とか思いながら、
まるで我が子のように萌子美(小芝風花)の初出勤を見守った回。
この時ばかりは、すぐネガティブな方に考えてしまう
母の気持ちがちょっとだけ分かる気はしました(笑)
普通に面倒見の良いお姉さんで良かったです。
萌子美の性格的に、フリーランス…特に自分をありのまま出せる
イラストレーターとか、今回で言うフラワーアレンジメントとか、
芸術の仕事が向いている気はするんだけど、彼女はまた"誰かの下で働く"道を選んだ。
「お客さんに喜んでもらえる花が、私には分かる」その考えもごもっともではある。
でも、花屋で働く以上はある程度のルールは守らないといけないし、
涼音は結構ハッキリ物を言うからキツイかもしれないけど、
アドバイスしてくれたのは見た目のバランスとか、色合いとか、デザイン方面の話だから、
今後接客していく上では"お客様を喜ばせるための知識"として覚えておいた方が
人生において役に立つのかもしれない…と思ってます。
でも、偉いなぁ…萌子美。
意見がすれ違っていたら弁解してしまいそうになるのを、グッと堪えましたよ。
純粋に「これが私だから!」「私はこうでありたい!」を描くんじゃなくて、
涼音達に1つ1つ指導してもらったり、
「それはどうかな?」と言ってくれるおじいちゃんがいたりして、
理想と現実の差に悩まされながらも、考えて、考え抜いて、
自他共に否定しないように気持ちを伝える…という結末に落とし込んだ所が
大人の脚本だと感じさせますね。
で、父・伸寛(田辺誠一)の独立の件は…実際の所どうなんでしょうかねぇ。
自発的にじゃなくて、本当に経営状態が悪くて事務所が潰れたとか、クビを言い渡されたとか、
悪い流れで在宅ワーク(…という名の就活?)を始めたと思うんですけど。
それにしても、妻に言わずに事務所を畳んだ旦那に、涼音に言わずに妹を雇う事にした兄…
誰にも相談せずに自分で物事を決めちゃう点では、"親子"って感じがしますな(笑)