知らなくていいコト 2話 感想|敏腕記者には到底思えませんが…

 

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ああ、今回も主人公がよく分からない…

という気持ちのまま見終えてしまった。

 

指輪の注文者が連続殺人犯の乃十阿徹(小林薫)だったと知った時点では

その人が父親かなんてまだ明らかでないのに、

「私、殺人犯の娘"なの"」って春樹(重岡大毅)に安易に口をこぼしてしまう。

しかし、婚約破棄されたらされたで、血縁関係が確実じゃないから

撤回しない?と提案を持ちかける。

あの話を聞いてしまったから無理と言って、急に素っ気ない態度になっていたけど

そりゃそうでしょ。

言わなくてもいいコトを言ったんだから、完全に自分の蒔いた種じゃないですか。

 

で、ケイト(吉高由里子)の設定は敏腕記者らしいんですが、

前回も含めてそれが全く伝わって来ない。

「DNAなんて関係なしにプロポーズする人、そんな人中々いませんよ!」???

ニュースでDNAの相性が悪いと病気がちの子供が生まれる…なんて取り上げられていたら

悩ましい事なんでしょうけど、そもそもDNAがどうのこうのの話なんて

結婚する時に出てくる話題じゃないと思うんですが。

しかも、逆境乗り越えて!って何?主観がもろ入っちゃってますよね。

コラムニストなら別に良いし、事実を踏まえた上で自分の意見を書く事も

彼女達の仕事の上では大切なのかもしれませんが、

書き手の主観まみれの「DNAがなんだ」の記事がそのままスクープになってしまうのが

絵空事過ぎてあり得ない。

DNA婚活をディスった内容なのに、アプリに登録者が多数押し寄せる…なんていうのも雑。

 

このドラマを見てるとどこかギクシャクした心地に陥るんですが、

その原因としてはやはり、ウェットな映像とお仕事パートの軽さの

不釣り合い具合にあるのかもしれませんね。

そして、何を話の軸に持って行きたいのかもまだ分かりません。

「乃十阿徹は本当に殺人犯なのか?それとも冤罪なのか?」のくだりを

しばらく進めて行くのかもしれないと思っていたら、

最後には尾高(柄本佑)のプロポーズ展開で

視聴者を胸キュンに落とし込もうとするし…。本当、何がしたいんでしょう。

 

最後に個人的な話になってしまいますが、基本的に視聴継続する条件として

「主人公に共感出来るか」も入ってくるので、

このブレブレな感じでは完走出来る自信がありません。

蔵之介さん見たさに見る!と言っても、それが持続するか不明ですし…

 

感想の方もどうしよっかなぁ。

水曜日、別のドラマがやっていたら迷わずそっちを書くんですが。

 

 

 

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