ドクターX 〜外科医・大門未知子〜(2019) 3話 感想|時代劇は時代劇らしくキレがないと…
まぁ、振り仮名をふってあるのに「さっしん」を「さつじん」と
読み間違えたって時点で、目も病気なんじゃないか?と疑ってたので、
やっぱり…という感じ。
更に、虫を捕まえるくだりや駒を間違えるくだりからして
多くの視聴者も察しはつくであろうに、
犬の文字を見て大門(米倉涼子)が明らさまに「もしかして…?」と閃くカットまで
入れちゃったものだから、全体的に先が読めやすい展開で物足りなかった回でした。
そこは視聴者の予想に委ねたままで良かったと思うんだけど…
また本作は時代劇だと捉えて見ているもんですが、
目はもう取り掛かっていて、舌の手術はあっさりと終わらせちゃった〜といった流れで、
肝心の大門の見せ場もキレがない気もしましたね。
突飛な行動にもっと「そう来たか!」という意外性が欲しいです。
新シリーズで持ってきたAIの出番が、3話にしてほとんどなくなるくらいだったら、
最初からポンコツじゃなくて大門と同等に争える存在として設定を練り上げるべきでした。
あとこれは、今回だけしか書きませんが、清水ミチコさんも医者にしては力んでらして、
怒った時なんかはモノマネしてるのか?という感じですし…
大門と同じ「私失敗しないので」キャラのニコラス(市村正親)も
上手く活かせてないように見えますし…
うーん、色々と勿体無い部分が目立ってしまいましたねぇ。
映画の予告みたいなED映像はカッコいいので、
キャラクターと展開が捻られていたらな…と思います。