純愛ディソナンス 2話 感想|3話にしてもう第2部突入!?

 

 

劇中で不協和音について触れていた箇所がありましたが、

本作の内容自体も、不協和音になるように展開していってるなぁ…と。

 

端的に言うと、どういう方向に行こうとしているのかはまだ掴めてはいないんですよね。

2人の関係も"惹かれ合う"過程を描く程度で

「禁断の恋」までには辿り着いていない印象があるし、

謎を散りばめる描写も随所に見られる。

…でも、進路も真相も恋の進展も分からないまま、次回はもう5年後の世界。

いろんな要素が盛りだくさんなので、

下手するとジャンルが迷子で終わってしまわないだろうか…

恋の結末をきっちり描いてくれるのかどうか…

と不安を感じながら見ているのが、正直な気持ちなんです(笑)

 

ただ、冒頭で「本作の内容自体も、不協和音になるように」と書いたように、

“破綻している"とは思わないのは、

冴(吉川愛)と正樹(中島裕翔)が教師と生徒の関係である以上

「自分の気持ちなんて、説明したって生徒(冴)には分かりやしない」と"壁"を作っていたのが

ある日どっと崩れるまで…を、正樹が常に後悔の念に駆られ続けていた

「小坂の死の理由」と絡めながら描かれていたからなんですよね。

ラブストーリーとサスペンスという異なるジャンルが、

実は細〜い根っこの部分では共存出来ているというのか。

多くは語られないものの、冴に対してぴしゃりと遮るような様子やモノローグを

定期的に挿入したのも、2人の揺るがない関係性を物語らせていて。

視聴者にそう強く印象づけさせた所で、最後はひっくり返す…という

“意外性"の見せ方も良かったです。

 

あとは…冴の格好がほとんど制服な事かな。

レストランなら制服にする必要がないのに、そこでも制服って事は、

教師と生徒が恋に落ちる物語であると強調したいからなんでしょうね。

ずっと同じ服装でいてくれるお陰で、本来どんな話なのかが視覚的に分かりやすいし、

テーマを見失いにくい…っていう利点がある。ここもさり気ない工夫だったと思います。

 

そして、これは最近気づいた事ですが、ライティングにもこだわる演出も好み。

土方政人さんが演出に携わった今回の方が、より顕著だったんじゃないかと。

不協和音でデュエット演奏する時の、鍵盤に優しいオレンジの光が照らされていくのも

美しかったんですが、個人的に一番良いなぁ…と思えたのは、「もう良いよ」のシーン。

確か、バックに2つ隣接していた街灯が画面に収まるようなカットだったんですよねぇ。

その街灯の淡く黄色い光が、気持ちが少しでも分かち合えて、1つになった2人の喜びを

ささやかに見守っているような気がして、何だか勝手にグッときてしまいました。

 

3話にして、もう学校が舞台じゃなくなるという急展開。

制服という名の"枷"が外れた次回からが、試金石になるような気がします。

でも、演技派揃いなのもあって、純粋に見入ってしまいますし、純粋に先が気になりますね。

まだまだ期待したいと思います。

 

↓前回の感想はこちら↓

 

 

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