家庭教師のトラコ 4話 感想|私だったら1万円で奢るかな〜

 

 

「子供編」から「母親編」に変わって…の今回。

家庭問題に介入して、終いには家事にも手を出してきた辺り

「家政婦のトラコ」になってしまった感は否めないものの(笑)

中々どうして…ターゲットを"3人の母親"に絞ったお陰で、

「お金の使い方=人生の勉強」を教えるトラコ(橋本愛)の存在意義が増し、

最終的に、“お金の尊さ"を"家族の尊さ"と絡めながら、家族の関係を見つめ直すよう促す

「スクラップ&ビルド推奨ドラマ」として、本作の方向性が定まったようにも思います。

 

これまで描かれてきた3人の子供には

「家族に面倒を見てもらっている」という共通点があります。

守(細田佳央太)に関しては18歳で、現在なら成人とみなされる年齢だし、

他の2人の子供と違ってある程度の知識や世相は把握出来てはいるんでしょうが、

それでも、自立もしていなければ社会にも出ていない点では同じです。

だからどうしても、自分の「〇〇したい」欲求をトラコの力を借りて満たすか、

家族や両親間に起きている問題を解決してハッピーエンド…という

“狭い範囲"を膨らませていく内容になりがちで、

そこがワンパターンに陥る原因ではありました。

 

ですが、母親となると、今回の真希(美村里江)の場合で言えば

転職に娘の進学、生活費…義母のトラブルなど、抱えている問題が盛りだくさん。

次回掘り下げられていくであろう智代(板谷由夏)の病気も、

度合いは違うにしろ、生きていく上で避けては通りにくい。

裕福な家庭を持つ里美(鈴木保奈美)にも、

その環境にいるからこその悩みが生まれてくるでしょうし…

“日常"を守るために、何をするにも、何をしてもらうにも

全て"お金"が付き纏う苦しみを、大人なら嫌と言うほど実感しているんですよね。

子供から母親へターゲットを変えた話にした事で、共感出来る部分も増えて、

視聴者も見ながら考えさせられる深みが増したし、

今までは腑に落ちないでいた「3つの家族を同時並行で描く意味」も

ようやく見出せたような気がします。

今回のような展開が智代や里美の回でも続くんだったら、

環境や立場バラバラの母親の関わり合いがきっかけで、

自分の家族についても真剣に向き合うようになる母親の変化を描く物語として

興味深く見られそうです。

 

「1万円を拾うのと1万円をあげるの、どちらが幸せ?」に対する答えを

子供や母親に幅広く求めたくだりも、

それぞれ状況が違う"3つの家族"ならではの面白さが滲み出ていて良かったですね。

そういう質問って、いろんな考えを聞けば聞くほど楽しいので。

ちなみに私は…1万円だったらあげます。

というか、相手がお金にたかってくるか、万札を要求する人でなければ、奢ります。

真希の考えに少し近いですが、小遣いとして使うなら

間違いなく娯楽費に充ててすぐ消えるでしょうから(笑)

奢る行為も、奢るほどのご馳走を食べられる経験も早々出来ないから、

自分も相手も両方幸せな気分になれて、そして奢る事のちょっとした気持ち良さも感じられて

「またいつか喜ばせよう」というモチベーションに繋がって…で

一石二鳥なんじゃないかって気がするんですよねぇ。

 

 

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