青のSP−学校内警察・嶋田隆平− 10話(最終回) 感想|全部岡部のせいでした。
はぁーー…ツッコミばっかりしてた最終回だったわ。
警備強化するって言いながら全然姿を見ないのとか、
2人のちょうど真ん中に映るアレンくんとか、いろいろ挙げていったらキリがないから
特に思った事を書きますけど。
何が一番謎で笑えたかって…
隆平(藤原竜也)が教室で岡部(遠藤雄弥)に撃たれた後のシーンよ。
普通だったら笑えるシーンじゃないんですよ?
でもさ…もう岡部も命がけで捕まえて事件がひと段落したんだから逃げる理由もないのに、
「必ず救急車呼んで来るからな!」って言って瀕死状態の隆平を置いてけぼりにするのは…
可哀想過ぎるでしょ。いや、さっさと救急車呼んでくれよって話でしょ(笑)
そんなにスクポリの事が大好きだったんか?と感じるくらい
みんなが心配そうに集まってきたのに、
止血処置したり救急車に連絡したりする者が誰もいないのは傍観者と一緒な訳で。
隆平想いに見せておいて…ある意味生徒達が怖いですw
怖いと言えば、西田(池田優斗)が"隆平が自分にとっての恩人"みたいなキャラに
しれっとなっている所もね。
「あんた置いて行けねぇよ!」いや、いつからそんな良いヤツになったんだよ!と
思ってしまいましたわ。
尾崎(鈴木梨央)と涌井(米倉れいあ)が岡部を嵌めたみたいな話になっていたけど、
まるで生徒側に非があるかのように説教をだらだらする展開になるのもなんかモヤる。
誰かに陥れられて人生を狂わされた訳でもなく、
ただのロリコンで変態だった岡部と、性行為を受けた涌井。
どちらが悪いかなんて一目瞭然。
(ついでに、慰謝料を請求されるのは自業自得。)
仮に2人が手を組む事がなかったとしても、岡部の性格に原因があるので
他の生徒も襲って事件になっていたかもしれないんだけど。
その可能性には触れず、生徒に対して口を開けば香里香里で…
小川先生(明日海りお)が岡部に巻き込まれたって話と
“教師になるまで苦労した話"は今関係ないし、
しかもそんなデリケートな事情を持ち込んでまで彼女への愛を訴える
公私混同極まりないこのスクポリはなんなのかと、ちっとも心に響きませんでした。
彼が事件を防いだのに導入制度を見直す流れになっているのもよく分からないですけど、
彼がいなければまた部下に仕事を押し付けようとしている教師がいて
根本的な解決になっていないのに、
「学校に警察はいらないですね」「校内だけで解決出来る学校になっていけば良いですね」
で綺麗に終わらせるのはもっと意味が分かりません。
逮捕するべき相手を逮捕しないで、野放しにしておく。
失った大切な人の真相を探るために学校に来る。
“学校に革命をもたらすほど変わった教師"ではなく、"スクールポリス"にした事で、
従来のとは違った特別なドラマに映ったか…と考えると、ちょっと疑問です。
いじめた生徒に対して手錠をかけていた初回が懐かしいな…
もっと「悪とは何か?」「善とは何か?」を問う作品になるのだと
期待していた部分もあったけれど、
全体的に軽いな〜と思いながら、最後まで見終えちゃいましたね。
「あっちの世界」って言ってたから
てっきりあのまま三途の川を渡って行ったのか…と思っていたんですけど、
普通に田舎で交番勤務してたんですね。田舎=あっちの世界なのね…(泣)
っていうか、初回〜3話くらいまで出てきたピアノ弾きの少女って
結局何だったんでしょうね?
いつの間にかぱったり見かけなくなりましたけど。
何か秘密を握ってそうな感じで匂わせていたけど、
小川先生の自殺に関わっていた張本人でも、娘でもないの。
えっと…幽霊?(笑)
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