トップナイフ -天才脳外科医の条件- 7話 感想|医療ドラマからどんどんかけ離れていく…
階段から何者かに突き落とされる冒頭…いや、2サスか!と思ったけれど、
最後までその印象は変わらず(笑)
でも、本作は"あくまでも"医療ドラマなので、
双子コーデのどちらが犯人でどちらが善人かは分かりやすい(キャスト的にも)。
っていうか、どう見ても同じ服装で、誰かを遠くから監視しているような
動きをしているのに、それにツッコまない医者達も変ですが、
患者を裏口から簡単に地下駐車場に連れ出せちゃうような
セキュリティの甘さも、どうよ…?(滝汗)
今回は患者・滝野(原沙知絵)のエピソードの方が重視して描かれていたので、
医者達の過去の匂わせ描写は相変わらず盛り込み過ぎなものの、
比較的見やすかったようには思います。
しかしその分、左半分が認識出来ない症状を持つもう一人の患者の扱いが曖昧なまま
終わってしまった勿体なさがありましたが、「俺が愛しているのはこの人じゃない…」
という台詞にもあったように、次回に引っ張るのでしょうか?
本作、深山(天海祐希)のナレーションから始まるアバンは良いのですが、
最後の締め方が何とも雑なんですよね。今回に関しては流れが変。
西川(夙川アトム)と滝野が幸せそうに手を繋ぐシーンを映しながら
「新しい顔が人生に彩りを与えてくれる事もあるのだ」という語りを入れる事で
希望の兆しを見出す結末にしようと意図したのでしょうが、
その前に今出川(三浦友和)の意味深発言を挿入してしまっては不穏な印象が残ってしまい、
二人の間から醸し出される雰囲気にも浸れません。
まぁ、バーの店主に恋敵が!?という意外性を最後に持ってくるために
順番を入れ替えたのかもしれませんが、
そもそも、もう恋愛要素は広げなくても良いような…。
今出川のリストラの件は、きっと深山が第一候補なんでしょうね。
だって、手術しているシーン、一切なし!!
内容のクオリティは同じでも、最初の頃は、ドリルでガリガリ音立てるなど
結構エグいほど見せていたような気がするし、それが本作の良さでもあったんですが、
近頃はちょろっとしか見ませんもん。
小机(広瀬アリス)や西郡(永山絢斗)が少し頑張ってやってるレベル。
だから、最終回間近になって「深山がクビ!?」なんて煽られても驚かない自信があります。
トップナイフと言われる割には活躍してないもんね、と思うから。
次回は土10準レギュラー(?)の小市慢太郎さんが、本格的に物語に絡んでくるみたいです。
家族関係の話が追加されるとなると、ますます医療ドラマからかけ離れて行きそうですね。
主人公の存在感、本筋から浮いた踊るEDでしか
発揮出来ていないように感じるのは私だけですかね?