グランメゾン東京 5話 感想|客増えとるやないかい!
リンダ(冨永愛)のやった事は自分本位で、酷いものですよ。
今や尾花(木村拓哉)の店ではないし、3年前の事件に何ら関係していない人もいる訳で
たくさんの人々を傷つけているのを自覚していない。
…けれども、喧嘩っ早くて、些細な誤解を大きくしてしまいがちな
尾花の言動を見ていれば、たとえどんなに料理は美味しかろうが
お店自体のイメージは悪くなるだろうし、若い料理人が辞めるのも当然だし、
顰蹙を買われても仕方ないと思うのです。
とりあえず、良い歳して手を出すんじゃないよ…とツッコんでたところで
「おっさん同士無駄に熱い友情みたいなの、やめてくれないかな!」
「オーナーは私だから!」って言い放つ倫子(鈴木京香)がド正論過ぎて、
思わずクスッとさせられてしまいました(笑)
本当、ここまで付き合ってくれる仲間がいる事に感謝すべきなんですけどねぇ。
さて、カレーフェス…がメインのはずが、
いつの間にか色んなフェスに参加してる事になっている件。
バンバン店出してるけど事前にエントリーの手続きはしてるんだよね…?
実店舗がどこにあるかも分からない店が(そりゃ架空の名前だからね)
そんな急に行列になるもんか…?と、個人的には細かな部分が気になってしまいました。
特に最後の、店にお客が押し寄せてくるくだり、ランキング50でgakuと並ぶくだりは
1話飛ばしたのか思うくらいちょっと急展開な感じがしました。
一度悪いイメージがついたら暫く回復させるのは年月がかかると考えているので、
せめて○年後とかにして時の流れを変えるか、
もう少し尾花たちの「挫折」のエピソードを見たかったような気もします。
ナッツ混入の件は、途中で俺だ俺だ!じゃあどうぞ!みたいな
ダチョウ倶楽部的流れになってましたが、
最終的には、ストレートに平古(玉森裕太)だと明かされました。
でも、あくまでも"ボトルに入ったナッツオイルを使った犯人"は。
回想を見る限り、平古はいじわる心で意図的に入れたとは考えられず、
知らなかったとも思える表情も見せていたので、
今後は「ナッツオイルをボトルに注いだ真犯人は誰か?」が
ミステリー面においてメインで進行していくのかもしれませんね。
にしても、平古の動きは半分読めていたけど、
まさかgakuに入ってしまうとは、そこは意外だったなぁ。