左ききのエレン 1話 感想|エレンがどう関わっていくのか?が気になる。
秋ドラマの視聴リストを作成していた頃は本作の存在を知らない状態だったものの、
深夜ドラマの女王(だと勝手に思っている)で、独特の雰囲気を醸し出す女優として
個人的に一目を置いている池田エライザさんが出演される事。
そして、デザイン会社が舞台になっている事を最近知り、初回を見てみました。
内容としては、挑戦させてもらったコンペに最後まで携われない悔しさと憤り、
上司の神谷(石崎ひゅーい)の想いを受け成長していく光一(神尾楓珠)の姿を描き、
「本物の天才だ」とするエレン(池田エライザ)との出会いも描く話だったかと思います。
広告代理店ではないし、特に大規模な商品を扱っている訳ではありませんが、
光一の「こんなに頑張ってるのに」と自分の事で精一杯になってしまう心境には
心当たりがあり、同じデザイナーとしては1つ1つの言動がチクリと刺さりっぱなしでした。
本作のジャンルは群像劇だそうですが、光一のパートにはある種の青春が感じられて
ここは最後まで面白く見られそうな気がします。
一方で、ニューヨークで画家をやっている事以外にエレンがどんな人で、
光一とどう関わっていくのかはまだ掴めず状態なので、これからという所なのでしょう。
序盤で光一が「見てろよ、エレン」と言っていた件や、
基本パーカーというフィクション的見た目からして、もうエレンは亡くなっていて、
彼が時々彼女からかけられた言葉を思い出す形で
鼓舞する存在として描かれるのかなぁと途中まで何となく思っていたのですが、
遠くで生きていると分かった瞬間、より興味が増しました。
深夜ドラマらしい幻想的な画作り、
色んな感情が入り混じっている感じのOP映像と演出面も良く、
さゆり(中村ゆりか)の動きも含め、最後まで見てみようかな?と思える初回でした。
しかし、火曜日は2作品の感想を既に書いていて、
それに平日の深夜放送だと基本的に休日に録画視聴になり
毎回書くにしても遅くなってしまいそうなので(「死役所」の投稿自体が遅いので^^;)、
感想は初回だけにして今後は視聴のみで楽しみます。