まだ結婚できない男 2話 感想|結婚したいのか、したくないのか
本人の知らない所で、勝手に上司の名前と顔写真で婚活アプリに登録…
いや〜悪趣味ですなぁ(苦笑)
友達同士ならまだ「おふざけ」程度で
終わるかもしれないけどさ(それでも私だったら辞めて欲しいと思うけど)。
にしても、弁護士の前でよくそんな話が出来たもんだ(汗)
でも桑野(阿部寛)は特に怒りはしないし、むしろパスワードを変えてまで登録を続け、
終いにはそこで知り合った女性と会おうと自ら行動を起こしてしまう。
あら、結構ノリノリじゃないですか!
13年前の件もあって、結婚に興味を持ち始めてきたのか?と思うけれども、
「結婚しない」と相手に言ったり、冒頭で模型に置く家族を取っ払ったりする所を見る限り
やっぱり一人の人生を謳歌したいのかともとれますし…。
何というか、桑野のキャラがちょっとブレた?という感じがしましたね。
結婚したいのか、したくないのか。単に女性好きなのか。よく分からない。
桑野の動きを周り(視聴者)が見てツッコミながら楽しむ物語なのは
前作もそうで、キャストの設定含め、今作もあくまでも同じフォーマットで
進めていくんだろうなぁと思うのですが。
折角の続編なんですから、毒のある喋り方だけじゃなくて
「俺は結婚なんてしないし恋愛には興味ないぞ!」みたいに
徹底的に偏屈な性格に仕立てた方が、「"まだ"結婚できない男」にちなんで
こんな50代が結婚出来るの!?という先が読めない点で、
もっと面白くなったのかもしれません。
まどか(吉田羊)のキャラもなぁ…「結構です。関係のない話しちゃったんで」とか
「バナナありがとうございました!」って強気な言い方とか、
早坂先生が言いそうだとどうしても思えてしまう。
年代もほぼ一緒だし、どちらもサバッとした役がハマる方だし。
そうなると、前作と比べたくなくても比べたくなっちゃうんだなぁ…
パグが隣の部屋の人の飼い犬になる展開も同じですしね。
色々書きましたが、阿部寛さん演じる桑野というキャラクターは本当に好きで、
表情も口の動きも見ていて飽きないので、
もっと「偏屈だけどどこか憎めない」部分が重点的に描かれる事を期待してます。