ナンバMG5 全開バリバリでアリガト編 感想|結局手紙には何て書いてあったのか…(笑)

 

 

分かってはいたけれども、8割型総集編でしたね。

でも、普通の総集編ではあらず。

内容はざっくり言えば、家出した松が「あの頃〇〇だったっけなぁ〜」

と思いを巡らせる形で今までの話を振り返ったり、

深雪(森川葵)視点で剛(間宮祥太朗)との思い出を振り返ったり、

吟子(原菜乃華)や猛(満島真之介)視点に切り替わったり、

剛の快進撃ダイジェストがあったり…といった感じで。

順番に沿ってエピソードを流すのではなく、

1人1人の登場人物用に再編集して分けられていたので、

“総集編"とは言え、各々の関係性の変化や、その人としか成立し得ない出来事を

しみじみ懐かしめる作りになっていたんじゃないかと思います。

 

松がストーリーテラーっていうのも、話の進行にリズムが生まれて良かったですねぇ。

そもそも松の声がのほほんとしているから、

振り返りのシーンに入れてくる合いの手が副音声みたいな脱力感があって

いちいちクスッと来ちゃうんですよ(笑)

「あ、シャイニングだ!」←これ、お気に入りw

その他にも、ちょっとしたお得が随所に詰まっていた印象。

松と津田健太郎さんの夢の共演もありましたし、NGシーンも見せてもらえましたし。

最終回での裏エピソードも描かれて。

あとは、ドラマ好きの私からしたら、モロ師岡さんの優しさ溢れる演技はかなり新鮮で、

そこでも楽しめました。

 

基本的に、本編が面白かったドラマは、その後に特別編という名の総集編を放送しようが

許せちゃうもんなんですよね。

だって、良い話はもう一度見ても思い出し泣きしちゃうし、

もう一度見ても同じ所で笑えるから。

当時と同じような感情になれるって事は、

それだけ作品に対する思い入れが深かった証拠だと思ってます。

 

個人的に、この手の特別編で好感触だったのって

「監察医 朝顔(2019)」しか思い当たらなかったんですが、

そこにもう1つ、本作が加わる事になりそうです。

総集編でもありつつ、"おまけ=ギフト"要素も含まれていて、

「全開バリバリでアリガト編」という名にぴったりな内容だったんじゃないでしょうか。

 

半年以上残っているとは言え、本広克行監督や、間宮祥太朗さんを始めとした役者さん方の

スケジュールを合わせるのは中々難しいかもしれませんが…

またいつか、続編を見たいなぁなんて淡い期待を寄せてしまいます。

また会える日をお待ちしております。

 

ところで…深雪の書いたラブレターの中身が気になり過ぎる件(笑)

想像と違う内容が書かれていて、それがオチになる…と踏んでいたのに…w

 

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