しもべえ 4話 感想|脚本家も演出家も変わったからなのか…
へぇ…そんな展開になるんだなぁ…と。
前回のラストで匂わせていたしもべえ(安田顕)の正体については、一気に進めてきた。
というか、もう“父親の魂が乗り移った"でほぼ確みたいなもんでしょうね。
その代わりに、今まで何となくふわふわと謎を漂わせていた
辰馬(金子大地)の実態を絡ませた事で、
本作のベースであった"キセキ"で繋がる、笑いあり友情ありの青春ドラマの作りに
ピリオドを打とうとしている感じの内容に。
これはこれで、辰馬がどんな人で、どんな背景を抱えているのか興味が湧いたし、
「そう来るんだ!?」という先が気になるワクワク感は生まれたけれども…
個人的には、このミステリー要素が強まった脚本と、
(今までの回も老若男女親しみやすい話にはなっていたけど)
Eテレ風味というのか…パペット劇場(?)などの視覚的な楽しさを助長した、
ある意味 低年齢層の子供でもとっつきやすいチープな演出が
噛み合っていないような気がしたかなぁ…。
後で調べてみたら、やっぱり今回は脚本家演出家どちらも初担当の方だったそうで。
どちらかでも交代していなかったら、まだ異質な感じは受けなかったのかもしれません。
あとは、毎回の見所だと思っている、アクションを通しての"しもべえの活躍"が、
アクションよりも"頼もしいヒーロー"の方向に寄った小出し程度になり、
せっかくのアナコンダ捕獲のシーンも
さらっと終わってしまった所にも物足りなさもありました。
ただ、次回の放送が2/25と、1ヶ月も空いてしまう事を考えれば、
ミステリー要素が強まった脚本に関しては、視聴者を引き離さないようにしようとして
あえてあの作戦に出たとは想像はつきますね。
実際、元々あった視聴意欲がさらに湧きましたし(笑)
いや〜それにしても…長い!長過ぎる!!! w
開会式もあるし、NHKだから仕方ないかなぁ。←オリンピック中継を多く放送するイメージ
首を長〜くしながら、次回を待っております。