おカネの切れ目が恋のはじまり 3話 感想|ピュアピュアな世界観に笑い泣き
ああ〜もう、泣いたり笑ったり忙しい…。
終盤になるにつれていろんな想いが交錯するよう。
「少し綻びがあった方が、人間らしくて素敵です」
玲子(松岡茉優)のこの台詞、真理だと思うんですよね。
こうでもないああでもないと自分を完璧に見せようとするよりも、
彼女のように15年間分の妄想や悔しさを遠慮なく吐き出せて
“弱み"を見せて行った方が、乗り越えられる力も大きいのかもしれない。
ドラマと現実を重ねちゃ行けないとは分かっていながらも、
慶太…三浦春馬さんにも届いていたらなぁ…と考えてしまう。
日常の支柱を突然失う事はこの世の終わりでもある。
人生の半分も早乙女さんを推して来たのに!と号泣する玲子が、
同じくらい熱い気持ちで今まで推し続けてきたファンと重なっちゃって、
貰い泣きせざるを得なかったです(泣)
キスシーンも、個人的に見てきたのは「つい見惚れてしまう美しいキス」か
「恥ずかしくて目を逸らしたくなるほどの初々しいキス」のどちらかが多い中、
あまりにもナチュラルで、可愛い!この2人が愛おし過ぎる!!と感じられたのも、
ラブコメでは新たな発見だったかも。
回を増すごとに少年と少女みたいになるんですよねぇ。
で、やっぱり主題歌が良い仕事してるんですよ。
慶太の元気いっぱいな励まし方も含めて、画面全体がピュアで溢れまくっててまた泣ける。
諸々の事情関係なしに、ここまで普通に面白く見られる作品なのだから、
予定通りだったらどんなに良いものになっていただろうかと考えずにはいられませんね。
今回の内容は全10話だとすると…折り返し地点なんでしょうか。
それだけに最終回がどうなるのかがますます読めない。
変更前の脚本、発売なんて事にならないかなぁ…。読んでみたい。買わせて下さい。