作りたい女と食べたい女 4・5話 感想|好奇心がちょっとずつ増える日々
4話
春日さん(西野恵未)といると本当に素の自分でいられるんだろうな〜…っていうのが
野本さん(比嘉愛未)の様子から伝わってきますね。
何か珍しいものを見かけるたび「ねぇねぇ!」って感じで
反応する所なんかは、子供みたいに無邪気で可愛いです(笑)
かぼちゃのプリンも美味しそうでしたねぇ…。
メロンの果肉をくり抜いたメロンクリームソーダとか、
さつまいもをまるごと使ったスイートポテトとか、
素材をそのまま活かした食べ物を見ると、ワクワクしてくるものなんですよ。
だから、今回はいつも以上に視覚でも楽しめました。
そして…プリンを作れないかと思いついたのは春日さんの方ですけど、
ジャンボなかぼちゃは春日さんらしくて、
それをプリンにアレンジする所は野本さんらしいというか。
何だか、2人らしさが合体したスイーツだなぁ…と思えて、
この2人が出会っていなかったら生まれなかった化学反応に
微笑ましくなれる回でもありましたね。
5話
24日に忘年会は…家族持ち&彼女持ちじゃない人が思いつく発想ですな(笑)
25日もある訳じゃん?ならズラしてくれない?って…
じゃあそっちがズラしてくれ!!ってツッコんじゃいましたよ。
まぁ、それはもう置いとくとして。
今回は5話で、ちょうど折り返し地点という事で、
職場や家族など、野本さんの人間関係に踏み込み始める話になっていました。
そのためか、春日さんと一緒にいる場面も少なくて、ちょっとだけ物足りない。
一口二口で気持ち良い食べっぷりを見せる春日さんも、
彼女の食べ姿を見るのに夢中になってしまう野本さんも
どっちもずっと見ていたいくらいには好きなので、
やっぱり15分×10話は短過ぎる…せめて1クールは欲しい…と思えちゃいましたね。
野本さんと母との電話のくだり、心配しているのは分かっているつもりでも、
あの年頃だと「恋の方はどうなの?」が先行しちゃうのもあるあるですね。
毎年毎年、クリスマスや年末の時期になると必ず話題に上る「誰と過ごすのか」案件。
なぁんだ…と母に言われてしまった時に、
店内の壁を背景にぽつんといる野本さんを映す映像で
彼女の潜在的な"モヤモヤ"を表しているのが印象に残っていた分、
春日さんも予定がないと分かって、
心から楽しいと思える相手と一緒に過ごせる喜びを噛み締めるラストで
こちらも救われた気分になれました。
でも、10年親と会っていないとなると…
そのうち春日さんの過去も掘り下げられるんでしょうねぇ。