正直不動産 8話 感想|近藤公園さんの時点で…(笑)

 

 

堀内(倉田秀人)が登場した時点で胡散臭いなぁとは思っていたけれども、

近藤公園さんがゲストとなると…ね…ドラマ好きとしては悪人だと疑ってしまう訳ですよ(笑)

案の定、安定感のある立ち位置でしたっていうのは置いといてw

 

物語全体としては、徐々にクライマックスに近づいてきた感じですね。

前回が永瀬(山下智久)の過去ならば、

今回は彼を雇った張本人である登坂(草刈正雄)の過去に触れていて、

登坂が彼に託してみようと決めたルーツが判明した一方で

何か個人的な憎悪の念を抱いているらしい鵤(高橋克典)との関係性は未だ読めず、

挫折を味わった登坂が鵤にどんな恨みを買ったのか、

その経緯がますます気になる内容になっていたと思います。

 

ミネルヴァ不動産内での分裂匂わせも描かれ、

最終章突入前ならではといった所か、シリアスな雰囲気が以前より強くなってきましたが。

それでも時々"崩しポイント"も入れて和ませる形で

シリアスになり過ぎず、ちゃんと本作らしさが残せているのは、

流石、以前担当されていた同じく実写化ドラマである「ハコヅメ」でも

最後まで"らしさ"が健在だった脚本家・根本ノンジさんだなぁと。

コメディ方面も90年代風ラブストーリーもどきからパロディまで

バラエティ豊富で楽しませてもらえました。

 

特にお気に入りだったのは…取引相手の正体を特定するまでの風の三段階構造演出と、

アドリブ入ってる?と錯覚するくらいの大河(長谷川忍)のキャラ。

以前にも似たような事を書きましたが、場面場面やその時の心情に合わせてくれる

風のレパートリーが豊富なのが本当に楽しくて好きで(笑)

で…芸達者な方々が集まっているんですよねぇ、本作って。

正直言うと、芸人さんが役者をやられる事に

どちらかと言えばあまり良い印象はないんですけど、

シソンヌの長谷川さんは上手いキャスティングだと思うんですよ。

感想の流れでカットしましたが、前回の月下(福原遥)との喫茶店でのやり取りも

コントみたいでクスクス笑える所が多くて、

話の流れに良いリズム感を持たせていたと思いますし。

今回なんかは台詞の勢いや間の取り方がキレッキレで、

コメディとシリアスをとり持つバランサーの1人として

いなくてはならない存在感をしっかり残せている気がします。

 

前回の「みんなから信頼されるようになる」永瀬のたくましさを描いてからの、

「13年前にお前に賭けたから信じてみたかった」と話す登坂の流れも

“連続ドラマ"の醍醐味といった感じで、

前回の成長があっての今回のこの言葉なんだろうな…と思えてグッと来てしまいました。

 

「私、嘘がつけない人間なんです」が決め台詞になってもおかしくない辺り、

やっぱり残り2話で終わるのは勿体ないですね。

この手の成長物語は、成長する過程を見届けるのが一番の面白味ではありますが…

不動産ネタもまだまだ尽きないだろうし、現代のトレンドに合わせた話も出来そうだし、

その台詞で毎回ビシッと決める続編も見てみたい気持ちに駆られています。

 

 

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