彼女はキレイだった 10話(最終回) 感想|一部どころか一瞬生放送だったw
書きたい事がいっぱい…
えーと…どこからツッコめば良いのやら…
まず、玉ねぎに指輪を通すサプライズはダサい!(笑)
ドレッシングのCMも含めて、ここまで玉ねぎを推してくるか…と笑ってしまいましたわ。
もうオニオンリングじゃないですか。
いくら汁が染みていないツルツルな皮であろうが、新鮮な玉ねぎのつもりであろうが、
生の玉ねぎが嫌いな私からしたら、あの皮に触れただけでエキスが染み込んで
匂いが付いているんじゃないかって気になっちゃうので…
私が愛(小芝風花)だったら、出来るならば交換してもらいたいですw
あと可笑しかった所と言えば…感性がおかしくなっているのかなぁ…
あのディープキスのシーンでキュンキュンどころか笑いが堪え切れなかったんですよねぇ…。
だって、家に引き戻した次のカットではもう食いついているんですよ!?
いや待て待て。急過ぎる。そこは一回勢いで抱きしめて
ゆっくりキスしてからだな…と動揺してしまったのでした。
最終回、そんな感じでいろいろツッコミながら見ていましたけど、
複数のエピソードを詰め込んだ構成になっていたためか、
全10話で予定通りのはずなのに打ち切りにでもなった?感は否めませんでしたね。
楠瀬(赤楚衛二)の件にしても…施設育ちや孤独だった過去に触れられていたのを考えると、
広げようによってはもう少し面白く出来た気がするんですが。
最終回前にパッと出てきて、10分もしないうちに廃刊を撤回させて去っていくんじゃあ、
樋口に別の顔を持たせた意味って結局何だったのかと思えてしまって。
正体についてもっと驚きたかったですし、せめて、「あ〜!だからあの時そうしてたのか…」と
当時の行為を振り返れるような"余白"が欲しかったです。
ちなみに、生放送は"一部"じゃなくて"一瞬"。
あるシーンを確認しにTVerで見返しましたが、
TVerバージョンには収録されていないのでご注意を(?)
まぁ、天気が味方して、2人の関係性を象徴する傘を差せる雨模様だったのが
本作らしくて良かったのかな?とは思いましたけど…
それにしても、カットしても何ら支障がないほど一瞬でしたね。
文章で説明すれば、2人がどこだか分からない場所の屋上から夜景を見ただけ。
一文で終わる(笑)
愛は虹にでもなったのかと思える5年後を挟むよりかは、
2人が再会してから始まる物語なのだから、あそこを「2年後の再会」シーンにして
夜景をバックにキス…というベタでロマンチックなラストで締めた方が
余韻は残っただろうし、生放送の醍醐味が感じられたのかもしれませんねぇ。
…火9枠最後の作品として良い形で幕を閉じられたとは言えませんが、
どんなに理不尽な目に遭ってもへこたれない芯の強い女性を演じた小芝風花さんと、
視聴者の心の拠り所となった樋口@赤楚衛二さんのお陰で
何とか楽しめたような作品だったんじゃないでしょうか。
納豆をかき混ぜる時は思い出します!!(泣)
ただ、初期設定は本当に大事ですよ…
その設定で登場人物を好きになれるか、あるいは性格が変化するまでの積み重ね方次第で
面白さは大きく変わる事に改めて気付かされたので。
“佐藤愛"以外の人には不快な態度をとっていた時の記憶はなくなり、
なぜか途中から「宗介はずっと優しい"あの頃"のままだった」で
印象が挿げ替えられていたのがどうも解せなくてですね…
ダサい服もモジャモジャ頭も大好きだと言ってくれていた樋口じゃなくて
なぜ宗介しか見えていなかったのか、
その点に対するモヤモヤはずっと残り続けると思います(汗)
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