彼女はキレイだった 6話 感想|梨沙の好感度が宗介を下回った瞬間
いや〜〜やりおったなぁ…。っていうか、まだ引っ張るんですね(苦笑)
梨沙(佐久間由衣)が宗介(中島健人)の気を引く"あの"シーンで
私の彼女に対する疑念が確信に変わりましたよ。
愛(小芝風花)との仲を壊したくないから打ち明ける!という決意を見せて
期待を寄せていた3話から数週間、
中々言わないな…こりゃ隠し通して近づく方向に変えたな…?とは思っていましたけど、
彼への想いを諦めきれなくて出た行動が
愛が大切にとっておいているパズルのピースを見せるというのには結構衝撃的で。
“あの頃"を象徴する確固たる証拠があれば
今までの辻褄の合わなさを解消出来ると考えたんでしょうねぇ。
個人的には、最後の待ち伏せシーンよりも、親友の思い入れのある品を奪った点で
梨沙への好感度はダダ下がりになったのでしたw ←あ、中の人は好きです
しかし、「ラブストーリー」としては今回が一番磨きがかかっていた気がしています。
ロマンチック演出重視なのか、
梨沙と別れた時には昼で、走って現場に着いた時には夜という時間の早さだったりとか、
(途中タクシーを利用して探し回った事にしておく…)
タクシーが宗介の住むマンションに着くのとほぼ同タイミングで着いていて
距離間がイマイチ分かりづらかったりだとか(これもタクシーを利用した事にしておく…w)
いろいろ雑にあしらわれている部分はあったんですが、
何と言っても、主題歌がかかるタイミングが良かった。
しっとりとした曲調が、間に合わなかった樋口(赤楚衛二)のやるせなさや、
宗介と梨沙が会っているのを見てしまった愛の動揺といった感情を増幅させる上で効果的でした。
そして、王道設定である、好きな人を巡っての三角関係についても、
愛は当時の初恋相手が見た目も性格も変わってしまい
“あの頃の愛"に中々気づいてくれない「昔と今とでは違う」現実に苦しんでいたのに対して、
梨沙は昔じゃなくて"今の自分"を見て欲しいのに「昔も今も同じでしょ」と言われた現実に
苦しむという対比がされる事で、
宗介が選ぶのは果たして今の姿"も"受け入れている愛か?
それとも今の姿"だけ"を見せたい梨沙か?という
三角関係だからこその面白さを引き立たせる作りに仕上がっていたと思います。
宗介も徐々に喜びの感情が豊かになってきた辺り、
やっぱり序盤のパワハラ描写はいらなかったよな…という想いは未だに残りますが、
今回の内容を見るからに、最終回に向けて今後も上手く盛り上げてくれる事でしょう。
ほんの少し、期待しております。
ところで、最後に余談ですが…
宗介と2人でカフェにいる時の佐久間さんの服装。
顔立ちもスタイルも異次元に近いほど端麗な彼女に
あの黒いワンピースはちょっと似合っていなかったんじゃないですかね?
いつもみたいな派手めな色遣いの方が
“お姉さん"感?バービー人形っぽさ?も増して映えるのに。