僕はどこから 9話 感想|種明かしに1話分使わんでも…

 

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あれ?権堂(音尾琢真)と智美(間宮祥太朗)のドンキのくだりも、

千佳(上白石萌歌)が薫(中島裕翔)の前の座席にいるシーンも見たぞ?

TVerでの視聴だったので)公式が配信する回を間違えたのか?なんて思っちゃった。

今回は完全に種明かし回なんですね。

しかし、種明かしにしても前回のと重複する要素ばっかりだったので、

合わせて1話分にした方が見やすかったんじゃないでしょうか。

 

そして、智美の過去は以前書かれていたから、山田の部下を撃つ時の少し憂いを帯びた表情も

「はじめに力ありき」だと心に誓った当時の彼の姿と重なって印象に残るシーンだったものの。

一方で、薫と母の関係性は、終盤で回想を矢継ぎ早に見せるだけで、

この二人の描写が今までいかに不足していたかに気づいてしまう回でもありました。

毎回冒頭で薫と智美の青春の日々が描かれていたように、

時々そこに、まだ薫が小さかった頃、

母が認知症を患い始めた頃の親子関係が掴み取れるような回想を挿入して、

彼がどんな気持ちで母の面倒を見ていたか、

初めて自分の能力がわかった時、それとどう葛藤していったのかという心情変化を

じっくり描いてみても良かったと思います。

(勿論、主人公の能力を存分に物語に活かせてない…という勿体無さもあります。)

 

しかし、序盤こそあまりに進まない話にもたつきを覚えてしまいましたが、

千佳が薫の近くに座り、ワードを通してやりとりをするシーンから

一気に物語が動きだしました。

今回はただの種明かし回でしたが、住所が書かれたメモを渡すくだりは

「これから薫の能力が発揮される伏線になるかもしれない」という”暗示”のようにも思えて、

次回の展開に少し興味が湧いてきました。

 

予告を見る限り、いかにも最終回っぽい緊迫感ある雰囲気なので

まだ引っ張り続けるのだろうという不安はありますが、

とにかく、薫と智美の「ターニングポイント」も、

駿(岡崎体育)がどれくらい狂気的な存在なのかも気になります。