トップナイフ -天才脳外科医の条件- 2話 感想|医療ドラマじゃなくても良くない?
前回よりは「脳外科医」らしさはあったかもしれません。
記憶障害ではなく、赤の他人の医者を変装した昔の男性だと思い込んでしまう
症状があるとは…とタメになりましたしね。
こういうのは医者相手じゃないと、共感はされづらいよね…。
しかし、物語自体はまだ方向性が定まっていないような。
何というか…牧羽(松本若菜)のエピソード、桑原(濱田マリ)のエピソード、
黒岩(椎名桔平)と女性の関係、西郡(永山絢斗)の手の痛みと、
特に繋がりもなくてチグハグに感じるんです。
例えるなら、ピースのはまらないパズルみたい。
それに、リアルドクターストーリーとうたいながら、
病院内ならともかく、1つの科に女難の相だったり、謎めいた過去があったりの
訳ありの医者ばかりで、全然リアルではない件。
患者の話で余韻残して終わりかと思ったら、前回に引き続き
冒頭とラストに伏線を意味ありげにばら撒く展開となると…
ミステリーで引っ張りたいんだったら、
別に医療ドラマじゃなくても良いんじゃない?
なんて思っちゃうんですよねぇ。
(もう1つリアル関連で書くなら、小机(広瀬アリス)の髪の長さも
西郡がシャツの襟を立てているのもツッコみたくなるんですが(笑))
まぁでも、今回は、化粧が出来て泣きそうな表情を見せる
濱田マリさんの演技に大分助けられました。
1話完結パートは、演者次第で見応えのある回が出てきそう。
小机(広瀬アリス)のポンコツっぷりが浮いちゃってるのは気になりますが、
そのうち成長した姿を見せてくれるでしょう…って事で、長い目で見るつもりです。