ひとりキャンプで食って寝る 1話 感想|孤独のグルメとはまた違う飯テロドラマ。
キャンプを題材にしたドラマと、三浦貴大さんと夏帆さんが隔週で出演される構成が
珍しかった事から、初回を視聴してみました。
いやぁ〜しかし、このような作品が作られるとは…時代ですね。
小学校の時に家族で行ってたキャンプですが、
今や一人だったとしても特に変だとは思わない。
一人焼肉も一人カラオケも日常に浸透しつつあるので、
周りで実際にやってる人がいなくても自然と受け入れられちゃうものです(しみじみ)
前作の「サ道」もそうでしたが、元々役者を自由自在に扱う作品作りに
定評のある(と思っている)テレ東深夜枠が、
今度は趣味に没頭する姿を描く=新たな価値観 の段階へと
独自の作風を極めていってるような気がしました。
そして、やっぱりご飯の撮り方は上手い。
そこは今までのグルメ系ドラマのノウハウが効いたという所でしょうか…
チーズがトロッとしているシズル感が堪りません。
冒頭で流れた野生っぽい劇伴も印象的で、
また、森の住人かと思わせるような寡黙な役がハマる渋川清彦さんとの
男同士ならではの雰囲気も味わった、不思議な時間を過ごせました。
本作を見て、いつか実際に一人でキャンプに行くかどうかは分かりませんが、
とにかく、画面の中で流れる日常と五感、景色を
追体験してみたい気持ちにはさせられた初回でした。
今後はじっくりと楽しもうと思います。