時効警察はじめました 1話 感想|やっぱり深夜枠の方が、面白さが活きるよね。
冒頭から相変わらずカオス(笑)
ツッコミきれない程の小ネタの多さや時効課でのやり取りなどは
復活スペシャルでもそうでしたが、
やはり、このてんこ盛りの内容は、プライム帯の2時間よりも
深夜の通常放送の方が、笑いが凝縮されて話全体が引き締まると
改めて感じた初回でした。終始、楽しかったです。
しかしその反面、事件のトリックは結構捻られてるんですよね…
結局第1シーズンも完走出来ずじまいの状態で見始めたものの、
こんなに本格的だったっけ?以前のは犯行動機が少し読めて
全体的に良い意味でユルい仕上がりだったような?と思いましたが。
「嘘をついている人は秋に蚊に刺されやすい」とか「3D版誰にも言いませんよカード」とかは
変わらないなぁとも思い、
そんな訳で、懐かしさはありつつ新鮮味もある1時間だった気がします。
新鮮味と言えば、IT化が進んでいる今日に
あえて昔主流だったビデオテープのトリックを使うというのも面白かったですね。
深夜にユルく楽しむ作品は増え続けてますが、
本作の場合は今回のように時代性を取り入れていけば、
同じ系統の作品、今期のラインナップとは一線を画す
個性的なドラマになるんじゃないでしょうか。
あとは強いて言うなら、彩雲(吉岡里帆)をメインで据えるんじゃなく、
霧山(オダギリジョー)と三日月(麻生久美子)の二人体制で捜査している所に
時々介入させる形で登場させた方が良いと思いました。
吉岡さんはSPよりも馴染んでいたように映りましたが、
三日月の出番が少なくなっていて、ちょっと寂しかったです…
そこは、早い段階で原点回帰してくれる事を期待します。
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