きのう何食べた? 11話 感想|親の気持ちはゲイでもノンケでも同じ

 

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再びクリスマスのお話。

ドラマ内で同じ時期・行事を取り扱うのは斬新な事ですが、

1年を通してどれだけシロ(西島秀俊)が周りの人々との関わりで

変われたかを表現するには、適切な構成だったと思います。

時間が経つのはあっという間だよなぁ…もう今年が終わるよ!という驚きも

実感出来て、何だかリアル。

 

「親の気持ちは、ゲイでもノンケでも同じ」

私はまだ親の経験はないけれど。

正式に結婚を決め、母自身が子供を産んで家族の形を作ってきたように、

その過程で感じた同じ「幸せ」を我が子にも味わってもらいたい…として、

つい世話を焼きたがる両者の親の気持ちは理解出来ます。

だから、子供は産まない、結婚の話にまで持っていかないなど、

自分の生きてきた人生とは真逆の人生を選ぶようになってしまったら、

どこかで育て方を間違えたのかな…とショックになるのもごく自然な訳で。

シロは「親が自分をショックに思っている」のを分かっていて、

あの決断をしたんですよね。

 

「俺がゲイだと知った時、きっと俺の事を可哀想な子だと思っただろう」

「こんな風になってしまったのは、私たちの育て方が悪かったんじゃないかって、

自分を責めたかもしれない」

だから、息子を想う親のためにも、自分はちゃんと幸せだよという形を

“パートナーと二人で"見せに行く。

孫が出来るのは勿論嬉しい事でしょうが、それよりもお腹を痛めて産んだ子が

今こうして相手と幸せに過ごせているんだと分かる事が、何よりも嬉しい。

これが一番の親孝行だと思います。

 

言葉を振り絞りながら率直な想いを告白するシロの姿に涙し、

ジルベール磯村勇斗)の茶々入れっぷりに笑みを溢す。

シロを囲む3人からは、温かい空間が生まれていました。

 

ああ、最終回は寂しいなぁ…。