ドクターX 〜外科医・大門未知子〜(2019) 8話 感想|病院とこの国の将来が心配(笑)

 

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結局…男はみんなちょろくて単純だっていう話で良いですかねぇ(笑)

 

胸が触れた事に興奮すれば、手術中でも口に出して余韻モードに浸ってるし、

逆に中山(松本まりか)の本性が分かった途端に、仕事を放っぽり出して逃げもする。

この手のドラマだと大抵、この病院は行きたくねぇ〜と思う作品が多いんですけど、

本作に関しては、医者としてのプライドが全くもって見えない人ばかり。

前回に引き続き、主人公以外をマヌケに描き過ぎじゃない?

ついでに、どう考えても公私混同しそうなのに、

最後にはあっさりスピード結婚を決めてしまう政治家も信用ならなくて(苦笑)

東帝大学病院と八村内閣がどこまで持つのかも時間の問題ですよ…

 

ゲストの松本まりかさんに、ちょっと悪い女を演じさせたら安定感はあるけれど、

まぁ何というか…ど定番なキャラクターで、新鮮味は特になく。

の時みたく、とことんホラーを突き詰めつつ新たな一面も見せる

所まで作り込まないと、ただ基本的な要素だけなぞったのでは

もう大きな満足度は得られない段階にまで来ているような気がします。

そろそろ違った役に抜擢させても良いと思うなぁ。

 

クイーン・大門(米倉涼子)とプリンセス・中山の

「凄い者同士」の対立がやっと見られる事にワクワクしていたけれど、

結局はいつものように大門を引き立てるための存在へとなってしまったのも勿体無い。

 

浜地…というか、もろ清水ミチコさん劇場になっていたシーン。

既に潮(ユースケサンタマリア)や鮫島(武田真治)といった

シリアスなキャラクターがいるのだから、

最初から浜地を変に神経質そうな堅い役にせずに、中の人寄りにユニークにさせた方が

バランスが取れていたし、本人も落ち着いて演じられたと思うのは気のせい?