さよならマエストロ〜父と私のアパッシオナート〜 8話 感想|で、どうやって指揮者になれたのか…

 

 

志帆(石田ゆり子)との離婚危機も

響(芦田愛菜)との関係性の修復も有耶無耶なままなのに、

なぜ8話というクライマックスに差し掛かるタイミングで俊平(西島秀俊)の過去話を?とか。

天音(當間あみ)と重ねて描きたいのであれば、

俊平が幼少期から続けてきた野球を辞めて音楽の道へと進んだ"きっかけ"よりかは、

高2から短期間でどうやって音楽を独学で学んだのか(音大はお金かかるし…)、

あれからシュナイダー先生(マンフレッド・W)の指導はあったのかといった

“過程"をじっくり描いた方が、

「心の底からやりたいものに出会えた時、本気で打ち込めばその夢は叶う」例を

実現させてみせた彼女の成長も、母校での俊平のスピーチも

より説得力のあるものになったんじゃないかな…とか。

そもそもシュナイダー先生はなんで高松に越してきたの?とか。

晴見フィルっていつの間にかボランティア団体になってない?経費はどうしてるの?とか。

今回も気になる所はたくさんありました。

 

でも、今までの流れを踏まえた上だと微妙なんですけど…

今回の内容だけ見てみれば、結構グッとくる話ではあったんですよね。

それはまぁ…冷静に振り返ってみて、たった数分間の出番しかないのに、

泣きそうになるのを堪える表情や安堵したのが窺える息の吐き方で、

最後にガッツリ爪痕を残す柄本明さんの演技力のお陰が大きいんでしょうけれども。

母校で俊平が学生たちに贈った言葉は、これから卒業シーズンが始まって

新生活が始まろうとしている学生の視聴者も元気づけられたんじゃないかなと

しみじみ考えさせられましたし。

話の作り自体も、独立したエピソードが羅列してあった前回・前々回とは違って、

俊平の物語の中にいくつかのサブエピソードが含まれているので見やすくなっていて。

“単体(1本の話)"なら、良い感じにまとまっていたとは思うんです。

 

個人的な好みで言っても、家族が和解する瞬間には昔から弱い。

なのに、じゃあ、なんでこんなにどっち付かずな感想を書くのかと聞かれたら…

やっぱり、今この段階でやるべき内容だったのかが引っかかるからなんだと思います。

だって、残り2話で俊平と響の和解はもちろん、

晴見フィルの動向も描くって、駆け足になりそうで…(汗)

 

っていうか、今回の話の後に、父と娘の話を持ってきたら

パンチが弱くならないかと心配にもなりますね。

いや、演技面でどうこう言いたい訳ではなくて、

「30年越し」と「5年越し」じゃ、重みや和解した時の喜びが

大分違ってくる気がするんです。

どちらかと言うと、5・6話辺りの中間地点向きの内容だったのかもしれません。

(↑卒業シーズン…とは書いたけれども、それは最終回にズラしても成立するだろうし。)

 

2人がしっかり向き合い、話し合い、想いをぶつける姿を見られれば良いんですが…

以前明かされた響の想いにも同情出来ずじまいだったので、期待薄で行くしかなさそうです。

 

 

 

 

 

 

 

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