親愛なる僕へ殺意をこめて 4話 感想|真相は一旦お預け
あの児童施設でのシーン…
施設の関係者でもない初対面の相手に
よく京花(門脇麦)の個人情報ベラベラ話せるな〜…
エイジ(山田涼介)じゃなかったら悪用される可能性だってあるのに…w
と思いながら見ていましたが、それは良いとして。
前回から、回想を挟んで時間軸を行ったり来たりして魅せる方向ではなく、
現在進行形で物語を魅せる方向へと転換したお陰で、
やっぱり難解さがなくなりつつありますね。
いや、もっと具体的に書くなら、回想は今回もちょいちょいある事にはあるんですが、
あくまでも視聴者に"引っかかり"を覚えさせ、
今後の展開に興味を持たせる程度のものに落ち着いているため、悪目立ちしていないんです。
まぁその代わり…謎が膨らんでいくだけで、一切進展はしていませんでしたけどね(笑)
でも、私としては、今回の内容が引き延ばしだとは全く思いません。
むしろ、次回が俄然楽しみになりました。
大から小まで何か真相が明らかになっては、一歩ずつ前進していく様子を描いた
本作の今までの作風から考えると…
登場人物各々の背景を広げていって、衝撃的な要素も加えて、
真相解明へと一歩近づきそうなタイミングで
「さあ、誰が2つの事件にどう関わっているでしょう?」と
こちら側に投げかけて終わるやり方に、意外性を感じたからなのかもしれません。
あとはそのばら撒いた謎を、ややこしく感じさせないように
どうやって回収していくか…で決まってくるでしょうね。
次回予告で「ついに葉子を殺した犯人が明らかに」といった旨のテロップが
出されていましたが、ただの"煽り"で終わらない事を願います。