純愛ディソナンス 9話 感想|もう1人お忘れではありませんか?感漂うラスト
「あんたじゃなきゃダメなんだよ」「冴の暗黒時代、一番救ってくれたのは新田だろ?」
急に当て馬らしい事を言うようになった路加(佐藤隆太)と慎太郎(高橋優斗)の2人…
なんか、切ないです…(泣)
路加が何気に、嫉妬や憎悪にまみれた世界の中では一番善人になったし、
慎太郎もちゃんとピアノ教室と正樹(中島裕翔)へ反省の意を示してくれたし、
↑「お金を返して欲しい」の間違いでは?2人とも70万の事忘れてる??とは思うけどw
冴と正樹の2人の幸せを奪い続けてきた者たちの毒素が抜けきっていく流れで、
まさかの、離婚届をまだ提出していなかった事が発覚。
それも、集中して見ている視聴者だけに静かに明かしてくるもんだから、
過去の綻びを1つ治したつもりでも、いつまでもつきまとうものなのだ…というのを
具現的に表しているようで恐ろしかったです。
もう1人お忘れではありませんか?感を漂わせながら
登場してきた彼については、なんとな〜く予想はついてました。
だって…恐らくその息子であろう晴翔(藤原大祐)の件も片付いていなければ、
プチ同窓会で小坂先生(筧美和子)との話題を出してからの
「これが俺たちの卒業式だな」という、
前触れだと分かりやすい"吹っかけ"もありましたので…(笑)
そんな感じで、ああ、また二転三転するんだろうなぁというのが
読めてはいるんだけれども、それでもワクワクしちゃうんですよねぇ。
なんてったって、あのお方ですから。
さらっと退場するような役者さんじゃないって期待出来るから、
今までの登場人物も含めて、やっぱり中々上手いキャスティングだと思うんですよ。
実は、愛菜美が正樹に抱きつくくだりは…
抱きついた時の音が無音で、スローモーションで映してきた辺り、
もしかして刺しに行ったんじゃないか…?と思っていましたが、そこは違いましたね。
でも、どちらにせよ、冴か正樹が刺されて
バッドエンドになる運命からは逃れられないのかも…?
まだまだ問題は山積みですし、果たして残り2話でどう収めるつもりなのか、気になります。
はぁ〜それにしても…今日のドラマはどちらもラストが盛り上がりましたなぁ。
あっちの場合は、黒の衣装と眩しいくらいの光の対比のお陰で、
彼女が再び表舞台に現れた時の周囲の喜びや安堵感を
より際立たせていたように感じられたし、
何より、激しいギター音から始まる主題歌と相性バッチリでした。
違うドラマの感想も合わせて書いてしまってすみませんが(苦笑)
これだけはどうしても書き残しておきたかったので、つい…。