正直不動産 3話 感想|夫婦にのしかかる責任とローンの重さ

 

 

今回は「収入格差のある新婚夫婦」と「駄菓子屋創業志望の定年退職夫婦」という

2組の依頼主のエピソードを同時進行で描いたお話。

 

今までとは違う形式だったからか、若干強引にハッピーエンドに仕上げた

気がしなくはありません(特に後者はあっさり目…という感じ)。

けれども、決して"都合が良い"なんてネガティブな印象を抱く事がなかったのは、

人生のテーマの1つでもある「夫婦になるとは?」を

世代や経験が異なった3組の夫婦の話を絡めて「夫婦の形を築いていくには、

お互いが2人分の人生を人質にする責任感とローン=コミュニケーション が付き物」という

メッセージを残すラストになっていたのはもちろん。

マダム(大地真央)を説得しようと入念に準備してきた月下(福原遥)の粘り強さ、

月下の背景が読み取れる入社志望動機、

そして、彼女の様子に少しだけ影響を受けた永瀬(山下智久)が

前者の夫婦のために実際に離婚した元夫婦を呼ぶ…といった、

それぞれの関係が結果的に円滑に進んだのも納得出来る材料…

ある種の"手がかり"をしっかり用意しており、

その上で、相手の心境が変わったきっかけからアクションを起こすまでの一連の過程を

要所要所で押さえた展開になっていたのが大きいからなんだと思っています。

 

そして、今回を見ていて気づいたのは、

“手がかり"繋がりで、1,2話、主に前回でのブラック業界っぷりを視聴済みの者だからこその

楽しみ方のコツも掴めてきたのかなぁ…と。

ちょっと的外れな発言かもしれませんが、パンケーキ屋実業家の内見エピソードのように

依頼人をなぜ上手く口説けたのか?を考える点では、謎解き感覚も味わえて

別の意味でも面白いんですよね、本作って。

実際に、個人的な話で恐縮ですが、私の母も一緒に見ていて、

「これサクラじゃない?」「ギャンブルが原因は嘘でしょ」

「あ〜それで上手く乗っかっちゃった訳だ」

などと2人で推理ごっこをしては答え合わせして、また新たな知識を得る…みたいな

充実した時間を過ごせると言うのか。

雑学をただ提示して終わりにするのではなく、

物語に落とし込みながら紹介する塩梅が上手いなぁと感心させられています。

ペアローンの件も、引っ越し前の実家は父と組んでいたらしく、

「手数料とか税とか、ある意味2軒分払うのと同じようなもの ※あくまでも一例」という

リアルな体験話も聞けて、まだ不動産屋にお世話になった事がない私からしたら

そこからタメになる部分もありますしね。

 

正直者という設定を料理して、永瀬を預言者に仕立ててしまうのも

かなり変化球で笑わされましたし、

風のレパートリーも、日光から…掃除機のような強風で…と

徐々に増えてきていて楽しいです。

初回の感想で「コメディではないものの」と書いてしまいましたが、

早くもエンターテインメントをモノにしているような、そんな安定感さえ感じさせます。

 

 

 

 

 

 

 

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