桜の塔 8話 感想|最終回に向けての準備…ですね。
同期2人、今回はとうとう出番なし。
改革派を結成してから活躍するくだりを見たかったという気持ちは変わりませんが、
今回の場合は、"クールダウン"の要素を完全になくした事で
最終回に向けての緊張感が一気に増した…といった所でしょうか。
正直、ここまで長かったです。
ようやく上層部の吉永(光石研)が脱落したけれど、
残された者の刺激や闘争心の芽生えとか、
富樫(岡田健史)みたいに、次世代の警視総監候補でもある若者が
上司の命令に従って初めて、警察界で生き残っていくには
“非情さ"が大切なのだと思い知らされる残酷さとか、
「次の警視総監はお前で決まりだな」という
次に陥れるターゲットを示唆するような台詞とか…
ある種の群像劇っぽい展開をもっと早く見てみたかったです。
漣(玉木宏)の言っていた「5年の沈黙を続けた理由」
それが納得出来るものだったら良いですけどね。
理由次第では…作品自体の印象も変わると思います。
そのキーパーソンとなるのは恐らく優愛(仲里依紗)で、
日記を読ませて離婚を決断するまで誘導したのも仕込みでしょうし。
千堂(椎名桔平)との関係性も分かった所で、ショックを受けた彼女は
ラストで父を刺しに行く…なんて流れでもあり得そう。
そして、責務を果たした漣もまた自殺する…とか?
まぁ、最終回でスカッと出来るんだったら何でも良いです。
こんな言い方するのも失礼ですが、見続けてきた私にご褒美をください(笑)
…で、玉木宏さんはもう復讐から足を洗いましょ!
殺気立ってないような役をそろそろお見かけしたくてねw