ドラゴン桜(2021) 1話 感想|半沢直樹かと思ったらGTOだった。

 

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最初に江口のりこさんと及川光博さんが映った途端…

あれ?これって半沢直樹だったっけ?

って錯覚しちゃいましたよ(苦笑)

で、話が進んでいったらいつの間にかGTOに。

そんな初回でした。

 

まぁね…前作は金10で放送されていたのが日9に移動して、

脚本・演出・音楽がガラッと入れ替わって、

しかも池井戸班の福澤克雄さんが加わっているとなると…

前作を見ていなくても察しますよね。

ああ、日曜劇場(池井戸作品)風に味付けされちゃうんだろうなって。

学園モノに似つかわしくない「賛成派」「反対派」というワードに、

長テーブルで議論するシーンに、顔を左右片方に寄せてどアップにするカメラワークに、

陰影のコントラストの強い演出に、土下座に、どん底から這い上がる主人公の設定に、

必ず出てくる銀行に、主人公(?)を潰そうとする陰謀論に…

唯一やっていないのは夕日が沈む映像のインサートくらいか?って思うほどには

「あるある」を盛り込んでくるから、もうみんな同じ作品に見えちゃいますよ。

年に最低1回は池井戸作品っぽい作りにしなきゃいけない決まりでもあるのかなぁ。

 

でも、既視感は置いといて、単純に内容も酷い。

特に言いたいのは…上層部の描写が多過ぎる!

アバンの展開にしても、会議シーンが続くお陰で、放送開始約21分でやっと生徒達が出てきて、

桜木(阿部寛)が壇上に立って挑発的な発言をしたのが約27分後…

で、ようやくOP映像が流れるというテンポの悪さ。

流石に30分拡大SPだから、彼の言動に影響を受けて東大専科を志望する生徒が出てきて、

お馴染みの「桜木メソッド」を用いて授業を開始する所までやるだろうと思ったら、

まさかのヤンキー撃退のくだりに尺を存分に使うとは…。

 

本作は何を目指したドラマなのか分からなくなってしまいました。

色々と無駄な要素を付け加え過ぎて、

東大を目指す人達の話だという本質を見失っているんじゃないでしょうか。

私の想像では、東大に志望する生徒が

最初は手に負えないほどダメダメで、落ちこぼればかりでも、

桜木の熱気と叱咤激励で成長していく…

その過程に熱い気持ちにさせられる物語だと思っていたんですが、

前作もこんな感じだったんですかね。

 

いつも明るい太陽のようなイメージのある高橋海人くんが、

個人的に所望していた腹黒い役を演じるのが分かった所だけは

少し心が動かされましたが…

もう既に、毎回溜めて溜めて溜めて…スカッ!という重苦しい展開ばかりになるのかと

半ば諦めの境地でいます。

 

初回までに間に合いそうにないからと思って

結局前作の予習をするのは断念してしまいましたが、

どれくらい変えてしまったのか逆に気になってきましたね(汗)

3話くらいまで見て比較してみようかな。