ソロ活女子のススメ 1話 感想|情報番組に近い作り?
なるほどなるほど…そういう感じなんですね。
ドラマというよりは、情報番組内のコーナーでやっていそうな作りでした。
なぜそう思ったかは、1つのエピソードをじっくり描くのではなく、
前半はソロ焼肉、後半はソロリムジンで話が分かれていたからなのか?
(「まぁそれはそれで良し」とどちらかの考えを否定しないスタイルは良かったけれども)
「ソロ」と「集団」で楽しむ事の違いを挙げて比較していると思わせる台詞が
度々あったからなのか?
今日は自分にどんなご褒美を与えようとか、
お肉にしても、スーパーでステーキ用高級肉を買って家で食べるか
焼肉食べ放題にしようか迷うだとか、
“一人で何をするか考えて行動するまでの時間"を満喫する姿を
ただただ映す内容を想像していた分、
ソロ活の魅力をプレゼンする…みたいな内容に見えてしまいました。
ジャンルは違えどある意味"ソロ活"ドラマの「孤独のグルメ」では、
商談終わりや休憩時間で「腹が減った」と言ってから物語が始まるように、
本作でも、会議で意見が分かれて揉めたり、
付き合いたくもないランチに社員から誘われて、話を合わせる事に面倒臭さを感じたり…
という社会人ではあるあるの"対人関係から来るストレス"を、
せめてそれを想像させるシーンを少しでも描写してからソロ活を始める流れに
展開して行った方が、主人公を身近に感じて共感出来て
ドラマらしくなったのかもしれませんね。
まぁでも、終盤で「前にいろいろあった感じかな」「それはまぁ、おいおいね…」と
五月女(江口のりこ)の過去に後々触れそうなくだりがあったので、
今後の展開次第では印象は変わると思います。
集団と比較していたのも、初期設定の紹介が必要な初回だから…って事にしておきましょう。
ソロ焼肉は経験あっても、けちんぼな私はソロでリムジンに乗るという選択肢は
絶対頭にないですけどね(笑)
一人だから尋ねられる質問、
“みんなで楽しむもの"という固定観念が生まれてきてしまっている
イベント・ツールに携わる関係者の本音など、
五月女のソロ活を通して得られる発見があるので、そういう部分でまず楽しめそうな気はします。
次回以降も見る予定です。
しかし、金曜日は見たい&感想を書いてみたいドラマが渋滞していて
本作まで手が回りそうにないので(汗)
こちらの感想は初回のみとします。