竜の道 二つの顔の復讐者 3話 感想|松本まりかvs尾上寛之という豪華な共演。

 

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次のクールに始まるドラマが9/22から放送との事なので、本作は長くても全8話。

1,2話合体の作りの初回、それを踏まえた上で今回の3話が4話だと考えると…

折り返し地点になるって所でしょうか。

 

今まで個人的には、復讐モノにしては地味でこぢんまりしていた印象があったのですが、

今回は脚本家が変わったのか「こんなコンセプトで行くのだ」というのが

すんなり掴めた仕上がりになっていた気がします。

じわじわと攻めより、点と点が繋がり始めるワクワク感もあるけれど、

その代わりじわじわと綻びも出始めていてソワッともさせられる。

この二面性を楽しませるのに重要なのはやはりキャラクターと演者の相性で、

本作はキャスティングが上手いですよねぇ。

ヘヘッと笑いつつさり気なく人を殺してそうな雰囲気が似合う遠藤憲一さん。

特にサイコパス枠(?)の松本まりかさんと尾上寛之さんの共演なんて贅沢過ぎる。

全体的に"安定"な役を演じる役者さんが多めなんですけど、

その"安定"さがあるだけに物語の世界観を壊さない安心感もあるし、

むしろ役者さん自身がどんどんそれを作り込んで行っている感じさえします。

 

劇伴自体も、流すタイミングも良かったなぁ。

前半は劇伴がほぼなしで静かに物語が展開されて行ったために、

終盤で陰湿な行為をする三栗谷(尾上寛之)を騙した時の痛快感は堪らなかった。

その時にかかった劇伴が静かに盛り上げてはいるものの、

あくまでも主人公を目立たせるための添え物的な曲調になっていたのが

よく出来ているなぁと思わされました。

 

霧島(遠藤憲一)と対面した竜二(高橋一生)の、

彼が自分の事を全く覚えていないと分かった時の

言葉では表しきれないほどの怨念や感情を抱えたような背中を映すシーンも印象的。

 

本筋の他にも、漂う三角関係だったり、子供向けSNSの件だったり、

ジャーナリストとの絡みだったり、色々と今後描かれていく要素が増えてきたので

話が散漫しないか少し不安ですが、とりあえず、役者とキャラクターのハマり具合を

楽しむ作品として見続けるつもりです。