美食探偵 明智五郎 7話 感想|身近にストーカーがいる事に気付こ?
同じ地下アイドルを扱った を彷彿とさせられる内容。
今回の事件は、メンバー2人によるココ(武田玲奈)への
すり替えていたのではないかと踏んでいたんですが、どっちも外れちゃいましたねぇ。
前者は普通に「仲良し3人組で良かった…」で終わるんですけど…
明智さん、前回はともかく、ちょっとポンコツ過ぎやしませんか…?
自分の身の回りに麗しいストーカーがいる事をもう少し自覚した方が
不幸な人は減ると思いまっせ?(汗)
ココサイドのストーカー・田畑(森永悠希)と出会う前から発症していた摂食障害が
事件のヒントになると思ったらさらっと描かれた程度で終わったし、
「命より夢をとる」と言う割には、自分のアリバイが確保出来てるんだから
黙っていればいいものを(カラオケのカメラで特定されて無理だろうけど)
田畑がやって来た時にステージ上で堂々と打ち明けるのは意味が分からないし…
れいぞう子(仲里依紗)が入っていったダストシュートの遺体を
警察は調べもしなかったのかなど、
今回に関しては全体的に粗が目立ってしまった印象がありました。
復活早々ツッコミだらけですみませんが、
何か疑問に感じた所は文章化出来る範囲でなるべく残したいタイプなもんで…。
しかし、そんなツッコミ所はあれど、演出の美しさで許せてしまうのが本作。
マリア(小池栄子)をはじめとしたキャラクター造形は勿論ですが、
かつての明智作品のようなレトロさと現代的な映像が組み合わさった演出が
本作の一番の魅力だと思いながら見ています。
舞台がライブハウスというのも相性が良く、暗い部屋の中で色とりどりの光をちらつかせる事で
妖しげな雰囲気を上手く醸し出せていましたし、
序盤の翼を生やし真っ赤なドレスを着た女の子が吐いているカットも、
そんなか弱そうな女の子が最後には田畑を悪魔のような目で見下すシーンの対比も、
いくつも見とれる部分がありました。
とにかく、大きく間が空かないうちにまた新作が見られたのは嬉しいです。
しかし、次回予告を見る限りは、もうクライマックス突入という感じで、
恐らく9話で終わっちゃうのかな?