行列の女神〜らーめん才遊記〜 1話 感想|石ちゃんの「まいう〜」が聞きたい。
原作は未読。
どこかで見かけた「ラーメンハゲ」が強烈で、その設定を女性に変えたが故に、
汐見(黒島結菜)が主人公に映るほど
芹沢(鈴木京香)の存在感が薄くなってしまったのかな…?という不安を
開始30分くらいまでは感じていたものの。
最終的には、どちらのキャラも"台詞"と良い意味での"勢い"で
きっちり特徴付けられた作りになっていて安心しました。
黒島さんは に引き続き、周りを引っ掻き回す役を演じる事となりましたが、
本作の世界観ならハマりそうかも。
全力ポーズに、新人社員ならではの初々しい佇まい…
全体を活気づける良いポジションだと思います。しかも、可愛い(笑)
ここ最近の「ドラマBiz」枠は、本来"戦略"を描くはずの枠なのに
人情論や救世主展開で最後はお涙頂戴の話で終わってしまったり、
逆に"戦略"を演出しようとするばかりに、ナレーションによるビジネス用語の解説に頼って
かしこまった堅苦しい雰囲気を生み出してしまったり…といった作品が多かった分、
久々に「老若男女楽しめそうなドラマが来たなぁ」というワクワクした気持ちにさせられた、
そんな気がした初回でした。
ラーメン店主の前では口が悪くて愛がなさそうに聞こえるけど、
汐見への話を聞く限り、実は優しい心の持ち主だったりして…?という、
主人公の真意がはっきり見えない感じも良い。
どうかこのまま、人情話に偏る事なく
カラッとしたエンターテインメントな作風で突っ走っていって欲しいです。
そして、石ちゃんの「まいう〜」もお待ちしています(笑)
↑「元祖でぶや」も同じテレ東系列の番組だし、行けなくもないと思うんだけど??