DIVER-特殊潜入班- 3話 感想|ちゃんと考えられてる構成だな〜

 

f:id:rincoro_ht:20200922232009p:plain

 

昨日…勿論見るつもりだったんですが、寝落ちしちゃいましてね(汗)

起きたらもう40分くらい経ってて…!?…

追っかけ再生しようにも録画残量の都合なのか出来ないし…

後から見ても時間が遅くなっちゃうから明日で良いか〜って事で、1日ずらしての投稿となりました。

さて!今から感想を書いていきます。

 

3話に来て、今まで不透明のままだった伊達(安藤政信)の背景が明かされました。

娘との関係を回想を通して描かれているので、

このまま彼がメインで、今回は"潜入捜査"の部分は脇役になるかな?と思っていたら、

なるほど…そう絡めて来たか!という面白さがありましたね。

 

潜入捜査というテーマ自体はもう物珍しいジャンルでもなくなって来ているから、

後は捜査の内容の質で見せるか、過程の面白さで見せるかの

2通りで物語の良さが決まってくる訳で。

2話までだとガッツリ後者に当てはめられるんですが、今考えてみれば同じ"過程"でも

1話は登場人物を特徴的に映す=動、2話はストレートに展開されていく=静で

メリハリがついているし。

今回に至っては主要人物と絡ませながらも、

黒沢(福士蒼汰)や佐根村(野村周平)の価値観の違い、

ハッカーの才能はあるがアクションは不得意だと分かった宮永(浜野謙太)など、

それぞれの登場人物の特性を描き分ける事にも成功していて、

“チームワーク"を見る作品としては魅力が増したんじゃないかなぁと感じられる

出来にもなっていました。

話数が少ないと駆け足展開になる事も多い中、

毎回違うパターンで視聴者を飽きさせないように構成されているので、

中々よく考えられているとも思います。

 

鏡(正名僕蔵)のカップラーメン攻撃は

持ち前の卑しさがコミカルに発揮されていて印象的でしたし、

阿久津(りょう)の最後のシーンも

正義なのか悪なのかの境界線の曖昧さが効いていて、

良い意味でモヤっとする余韻を生み出すのに一役買っていました。

 

本作のキャラクターをより深く知る事の出来た回だった気がします。