半沢直樹(2020) 1話 感想|7年後の続編は顔芸増し増しw
楽しかったわ〜〜〜!!!
あの台詞も、それをパロッた台詞も聞けた満足感も大きかったわ。
脚本家が変わっちゃってちょっと心配でしたが、
初回の本作らしい「ぐぬぬ感」も半沢(堺雅人)が相手を追い詰めていく様も
良い塩梅に盛り込まれていて、掴みとしてはOK。
いきなり声を荒げる所とか、目力で相手を怯ませる所とか、
どことなくヤクザの面影を漂わせる半沢のダークヒーローっぷりが堪らないんですよねぇ(笑)
未見だったので先週までの総集編をチェックしていたのですが、
その時感じていた魅力が、役者陣の見た目の衰えなさ的な意味でも、展開にしても、
7年経っても全く色褪せてないのが嬉しかったです。
ストーリーは王道と言えば王道。
そして歌舞伎系俳優を増やした事によって、顔芸は増し増し。
他の池井戸作品だとビジネスも絡んでくるためクドイと思う訳ですが、
本作は顔芸を見るドラマなのでこれだけで十分満足なのです(笑)
大和田常務(香川照之)の代わりのポジションは伊佐山(市川猿之助)って所でしょうか。
実際に従兄弟で二番煎じ感は否めないので、ここは別の系統の顔の役者にしても
良かったかもしれませんが、眉毛の器用な操り具合と「知らない」の三段活用で
まんまとムカムカさせられた分、今回は今回で楽しめそうな気がしました。
…というか、顔の近くで紙をベリベリ破くシーンは
絶対SNSで流行らせようとしてる感満載でしたよねw
あの越○製菓並みのクソコラ大会、再び…となるでしょうか。
今後も曲者俳優から次々生み出される顔芸と演技に期待しています。
原作の続編には登場してこないらしい大和田常務。
なので、今シーズンでは実質オリジナルキャラクター扱い。
半沢と手を組む展開になるのも意外性が強くて面白そうではありますが、
あの憎たらしい悪役っぷりが健在でいて欲しいと思う自分もいます。
どうやって物語に介入させていくのかも見所ですね。
ちなみに、総集編でも本作でも、銀行や証券ネタが絡んでくると
興味深いというより小難しいイメージが先に来ちゃうので…
そこらへんの描写にはあまり置いていかれないように気をつけたいです(笑)