いいね!光源氏くん 3話 感想|平安版ビューネくんに振り回されっぱなし
裏の感想を書いていた都合で、本作のはまだ書いた事なかったのですが、
1話から面白く見ています。
今期始まった数少ないドラマの中では、一番何も考えずに見られて癒されますし、
「今の時期にちょうど良いドラマだなぁ」と強く思わせてくれます。
味付け次第では大スベりしてしまいかねませんが、
まず、千葉雄大さんと伊藤沙莉さんのキャスティングがかなり成功している印象がありますね。
甘々な役や小悪魔系の役を長年熟してきたからなのか、
感動、戸惑い、衝撃…日常生活で生まれる感情を
まるで子供のように生き生きと演じてみせる千葉さんが良いですし。
伊藤さんも、些細な事に敏感な今時のデリケートな女性っぷりを感じさせつつも、
重々しく映り過ぎない程度に、彼女の持ち味である良い意味での"サバサバ感"を
上手い塩梅で取り入れています。
そんなお2人から生まれるやり取り、ボケツッコミの対比が何とも楽しいです。
話自体も30分放送だけあってテンポ良く進むので見やすい。
と、まぁ…ここまで軽く振り返りをして、やっとこさ今回の感想を。
冒頭で「何も考えずに見られる」と書いておいてなんですが、
今回に関しては結構ジェットコースターな展開になっていて驚きました(笑)
でも、帰りたくても帰れない不安な気持ちがあるのよね…
やっぱり実験失敗するよね…からの…
え!この癒しドラマにベタな事故要素持ってくるの!?
まさか記憶喪失にはさせないよね!?
(そんな展開じゃなくて良かった ←安堵の気持ち)
といった感じで、コメディとシリアスの切り替わりっぷりが今まで以上に激しくて
最後まで目が離せませんでした。
あの当時を再現した実験は、あくまでも「誰かを呼び寄せるおまじない」だとすると、
もしかして頭中将(桐山漣)もやって来てしまうのではないかと思っていたんですが
そうでもなかったんですよね。
でも、次回予告ではしれっと現代に馴染んでいるし、
いなくなったはずの光源氏も普通に登場している。謎(笑)
今後どんな展開になって行くのかが一気に読めなくなって、
次回を見るのが更に楽しみに感じられた気がします。
甘いもの好きの光源氏くんが唱えた名言は「カロリーは美味」。
美味しいものは脂肪と糖で出来ているってやつですねぇ。
途中のランニングのシーンでの姿は、ぽっちゃりのつもりだったのでしょうが、
どう見ても口の中に物を含ませて喋っているようにしか見えないのも
妙に可愛らしかったですw