テミスの不確かな法廷 2話 感想|シンメトリーが導き出した真実

上田正という名前にまつわる、冒頭の回想。
「正しいとは、一度止まってみる事なのか。そう考え出すと、脳が勝手に思考を移しました。」
「目には見えない法則があるんじゃないかと、無意識に探してしまうのかもね。」
今回のエピソードであがった栗田奈央と八木一喜というシンメトリーな名前にも
繋がってくるんだろうと思いながら見てはおりましたが、異母兄弟とは驚きました。
ちょっと出来過ぎな結末だったので、案件への満足度は前回より少し下がりましたが…
今回はどちらかと言うと小野崎(鳴海唯)の掘り下げ描写が多く、
「分からないことを分かっていないと、分からないことは分かりません」という
ポリシーのもと行動する安堂に感化され、周囲への忖度よりも自分の信念を貫くと
決意するまでの彼女の変化を見た内容だった気がします。
本作の案件自体に作り込みはあまり感じさせなくとも、
人間描写は、相手と関わった上での"気づき"や支え合いがじっくり描かれているため、
好意的に見ていられます。
裁判時の「八木さんの意識が戻って…怖かった。…でも俺…嬉しかった。
嬉しかったんです…。」という栗田(山時聡真)の言葉も印象的でした。
傷つけてしまった立場の視点と、バスケ仲間としての視点…
相反する気持ちが表れた言葉でした。
鳴海唯さんは「あんぱん」の小田琴子役で初めて認識しましたが、
伸びしろを感じさせる役者さんです。
相手と向き合う時の混じり気のない目に、ハッとさせられます。
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