着飾る恋には理由があって 7話 感想|駿、可愛い所あるじゃんか(笑)
今回は真柴(川口春奈)の実家が舞台の話なのに、
“ひょんな事から"駿(横浜流星)も葉山(向井理)も島にやって来ちゃう展開…
ザ・少女漫画っぽい!(笑)(まぁ、本作はオリジナルなんですけど)
でも、初島の持つ広い海や、隔たりのない近所付き合い、
貝殻を存分に使った商品といった自然の豊かさが、
今の仕事に向き合う"原点"を改めて知る真柴と、
母・すみれ(工藤夕貴)や葉山の前では自分の気持ちに素直になれる駿の2人の変化を
大らかに見守っていてくれている感じがして、
こういうメインの場所から離れた所で展開される物語もアリだなぁ…と思わされました。
葉山の話に頷きながらも妬いているのが分かりやすかったり、
真柴にはちょっと憧れてる部分がありますって言ったり、←そんなの初めて聞いたよ(笑)
「いつでも隣で見てるんで裏知ってます」ってマウントとったり、
彼女の事になるととことん一途な駿が可愛らしくて、今までの中で一番魅力的に映る。
終盤ですみれに言われた事を自慢気に話すものだから、
今回の駿目線のラストで何があったのか気になって仕方なかったです。
葉山の宣戦布告ねぇ…本格的な勝負が始まる段階で、
一歩リード出来た感覚がたまらなく嬉しかったんでしょうね。
残りの展開は元カノの件と、真柴・駿・葉山の三角関係がメインになってくるのでしょうが、
個人的には、もう真柴と駿が付き合っちゃえば良いのにな〜と思いながら見ております。
彼女への想いに気づいていながらも、平然なフリして直向きに隠そうとする駿に対して、
「あんな顔初めて見た」「嫉妬してたの分かったよ」ってはっきり返してくれる真柴の関係性、
漫才コンビ(?)らしい安定感があるというか、結構長く続きそうな気がするんですけども。
最初は真柴が着飾っていたモノを1つずつ脱ぎ捨てていく物語として本作を見ていましたが、
今回の内容で、脱ぎ捨てられないモノをたくさん抱えていて、
そこから自由になろうとしているのは駿の方なんだと確信。
ミニマリストなのは、むしろ真柴の方かもしれませんね。
タイトルの「着飾る恋」って、主人公だけを指しているんじゃないんだとようやく気づかされた所で、
今後の展開がちょっと楽しみになってきました。
最後に超余談ですが…島、行きたくなっちゃったなぁ。
母が島出身で、毎年夏になるとその島に家族旅行に行って、
海で泳いだり美味しい海鮮料理食べたり色々してくるんですけど、
今年も無理そうだよなぁ…コロナめ…(泣)