リコカツ 7話 感想|咲をめぐっての争奪戦、開幕!
自分にとって都合の悪い部分だけ隠した、表面的な謝罪だよなぁ。
2人が離婚した後に報告する。
しかも、優しい性格の紘一(永山瑛太)だけにって所が
「君のせいじゃない」と言われたい気満載なんですよね(笑)
本当に反省しているんだったら咲(北川景子)に謝るでしょうに。
そもそも、迷子にさせた件は、あの言い方じゃ"自分の不注意で"って事になっていますけど、
実際は"故意で"やった事ですから。
勝手に人の家の寝室に入ったのも…忘れてないからね?
そんな彼女は煮物ばかりを実家に持ち込んで、父・正(酒向芳)の胃袋を鷲掴み。
将棋もそうですけど、ここの2人は「女性は家庭に入って男性に尽くす」点では
価値観が似ているから、きっと意気投合したんでしょうね。
正が偉い上機嫌っぷりなのが分かりやすい。
と同時に、薫(宮崎美子)だって旦那の好みに合わせて甘い卵焼きを作ったりと
色々配慮してくれていたのに、なぜ普段から偉そうに接していたのか…と思うと、悔しい。
出世頭だからって頭ヘコヘコするような人だったのか。
咲に対しては「奴」呼びでしたから…こっちもちょっとイラっとして来ましたw
一ノ瀬(田辺桃子)の押しかけだけでなく、
緒原家総出の土下座に、氏名変更届の提出に、
2000万盗まれた美土里(三石琴乃)に、姉・楓(平岩紙)の離婚問題に、
楓の娘・梓(夏野琴子)の学校でのいじめ問題…と、
周りの人物も絡めたトラブル案件が大量発生。
この盛りだくさん具合も、楓の言っていた
「結婚は2人で決められるけど、離婚はいろんな人を巻き込んじゃう」を
ドラマ上で置き換えてみせたものなんでしょう。
そしてラストは、咲をめぐっての四角関係に。
貴也(高橋光臣)の行動、雨降っていないのになんで傘差しているんだろう…
なんでドラマチックに投げ捨てたんだろう…wって最初は笑っていましたけど、
「母が迎えに来てくれなかった雨の日」というトラウマを救うための行動だったのだと
後々気づかされました。
長い付き合いだって言っていたから、この話も当然聞かされただろうし。
咲を好きな気持ちも嘘ではないものの、
やっぱり2人を繋ぎ止める立ち位置な気がしてなりませんね。
咲が紘一にまだ未練があるのを見抜いているし、
本当に好きなら、わざわざ宣戦布告しに行かないで独り占めしちゃうと思う。
このまま自分の気持ちに正直にならなければ、俺がもらっていっちゃうぞ?良いのか?
っていう意味合いでの宣戦布告と見た。
まぁ、どちらにせよ…咲と紘一が元サヤに収まって欲しいのが大前提ですけど、
紘一と一ノ瀬が結婚を前提に付き合うようになる展開だけは避けて欲しい(笑)
次回予告…ニコニコ楽しそうに笑ってるんじゃないよぉ…紘一…。