ルパンの娘(2020) 2話 感想|ルパンの娘の娘、もう誕生。
私たちは今、凄いものを見ている…感満載のラスト(笑)
医療ドラマ以外で、子供の出産シーンをあんなに感動的に(?)
かつ壮大に映す「ラブ&コメディ」を初めて見ましたよ。
いつの間にか広大な場所へ辿り着いているLの一族の面々。クラシックな劇伴。後光。
ツッコミ所が多過ぎて困るw(あ、褒めてます)
曇り空から強く柔らかい光を覗かせる映像は流石にCGで作っているんだろうけど、
あのカットがまるで映画のワンシーンのようで妙に感動しちゃいましたし、
特に円城寺(大貫勇輔)の安産祈願の舞なんて
物語には無意味of無意味なのに!!!←
一種のMVのように芸術的に見せていて、作り手の意欲をまざまざと感じました。
もうこれからも、どんどん好きに作り上げて行って欲しい。カオス過ぎても全然良い(笑)
本筋とは関係ない所でも「ただこの役者を魅力的に映したい」「このシーンにこだわりたい」
そんな"熱"が伝わる「全力バカ」な作りがやっぱり…というか、
もっと加速していて最高だな〜…と思った2話でした。
前回の終盤で妊娠発覚→一人で育てると決意→出産→成長の流れまで
ほぼ1話分しか尺をとっていないスピードの速さにも腰を抜かす。
本作の事だから次回で出産するんだろうと思っていたら、
予想をはるかに超えてきましたな。
で…予告を見たら、いつの間にか授業参観の展開になっていたし(笑)
マタニティ姿で戦う華(深田恭子)が1話限りだったのは寂しいですけど、
ルパンの娘の娘と共闘する日はそんなに遠くはなさそうで、今から楽しみです。
お腹の中でクレイジーなほど動き回っていたり、
盗んだばかりのジャンヌダルクのマントが赤ちゃんのおくるみとして使われたりしていた辺り、
“異端児"として新たな役割を築いてくれるのかもしれませんね。
三雲(橋本環奈)の恋疑惑発覚も含めて、今後の展開に期待。