DIVER-特殊潜入班- 3話 感想|ちゃんと考えられてる構成だな〜
昨日…勿論見るつもりだったんですが、寝落ちしちゃいましてね(汗)
起きたらもう40分くらい経ってて…!?…
追っかけ再生しようにも録画残量の都合なのか出来ないし…
後から見ても時間が遅くなっちゃうから明日で良いか〜って事で、1日ずらしての投稿となりました。
さて!今から感想を書いていきます。
3話に来て、今まで不透明のままだった伊達(安藤政信)の背景が明かされました。
娘との関係を回想を通して描かれているので、
このまま彼がメインで、今回は"潜入捜査"の部分は脇役になるかな?と思っていたら、
なるほど…そう絡めて来たか!という面白さがありましたね。
潜入捜査というテーマ自体はもう物珍しいジャンルでもなくなって来ているから、
後は捜査の内容の質で見せるか、過程の面白さで見せるかの
2通りで物語の良さが決まってくる訳で。
2話までだとガッツリ後者に当てはめられるんですが、今考えてみれば同じ"過程"でも
1話は登場人物を特徴的に映す=動、2話はストレートに展開されていく=静で
メリハリがついているし。
今回に至っては主要人物と絡ませながらも、
ハッカーの才能はあるがアクションは不得意だと分かった宮永(浜野謙太)など、
それぞれの登場人物の特性を描き分ける事にも成功していて、
“チームワーク"を見る作品としては魅力が増したんじゃないかなぁと感じられる
出来にもなっていました。
話数が少ないと駆け足展開になる事も多い中、
毎回違うパターンで視聴者を飽きさせないように構成されているので、
中々よく考えられているとも思います。
持ち前の卑しさがコミカルに発揮されていて印象的でしたし、
阿久津(りょう)の最後のシーンも
正義なのか悪なのかの境界線の曖昧さが効いていて、
良い意味でモヤっとする余韻を生み出すのに一役買っていました。
本作のキャラクターをより深く知る事の出来た回だった気がします。