恐怖新聞 5話 感想|分かるようで分からない前前前世物語
本編の8割は前前前世の物語だった5話。
始まった瞬間、私はチャンネルを間違えたのかと戸惑いましたよ(滝汗)
前回の内容とあまりにも繋がらないので、
いきなり世界が変わってもどう捉えて良いのか…という感じですし。
まぁ、何となく恐怖新聞が生まれた所以の話だとは察しはしましたけど…
例えば、回復した詩弦(白石聖)、あるいは恐怖新聞の事を知りたくて仕方ない
篠崎(駿河太郎)がルーツを知るために廃れた村にやって来て、
唯一生きているとされる村長から話を聞く形で今回の物語を挿入するなど、
導入部分を作っておいた方がもうちょっと馴染めたんじゃないでしょうかね。
で、その肝心の内容にしても、
昔の人物を白石さんと黒木さんが演じていたらどうしても同じ人を重ねてしまう訳で、
詩弦の前世がヤエで、母(黒木瞳)の前世がシズとなっていたのが
私の頭をさらにパニック状態にさせました(笑)
ん?ヤエは母の本来の姿じゃないの?詩弦がシズの恨みを背負っているの?
父の「お前が生まれなければ」は件(くだん)の事を指していたのは理解出来たものの、
真相をなぜキャストを逆にしてお届けしたのか、真面目によう分からんかったです。
そして、桃香(片山友希)だけ登場して来なかったのも謎。
勇介(佐藤大樹)が大切にしている妹役として出てくるのを薄ら期待していたのにw
そもそも、まるで詩弦が持つべくして持った能力であるかのように
描かれていましたけど、じゃあ彼女が受取人になる前に恐怖新聞を受け取っていた
男の人はどうなるの?とも思ってしまい、物語の入り方も含めて、
結果的にルーツがよく分かるようで分からない話…で終わってしまいました。
どこかで聞き漏らしていた部分があったのかしら。
理解力が乏しい人ですいません(苦笑)
後半戦突入であんなにガラッとテイストを変えてくる辺り、
残り2話はもっと混沌とした展開になりそうな気しかしませんねぇ。