竜の道 二つの顔の復讐者 4話 感想|根が優しい双子に復讐は不向きw
きっとこの兄妹達は、生前の両親からたっぷりの愛情をもらって
育てられてきたんだろうなぁ…と思っています。
いつも危機的状況に直面すると事前に対処してくれていたので、
自分たちの知らないうちに守られていた、みたいな。
だから、どう考えても証拠写真として撮られてしまいそうな
美沙(松本穂香)の単独行動とか(特定出来たなら警察に被害届出すでしょん…)、
わざわざ美沙に顔を見せる必要のない竜一(玉木宏)とか、
自ら「怪しまれる行為」に出る事が多いんですよねぇ。
そして双子にしても、根っこが優しいので、
多分復讐者には向いていないかも(笑)
ピンクの部屋で二人仲良く綿密に作戦を話し合っている割には、
効果的な嫌がらせに対しては行き当たりばったり。
復讐の計画を立てれば、予定通りに実行できるものだと思っていそう。
もうちょっと誰がどう動いているか、何を企んでいるか
周りの状況をよく観察してみろ〜?なんてツッコみポイントが満載なのです、が…
実父説や、まゆみ(松本まりか)・竜二(高橋一生)・美沙のドロドロ三角関係など、
ザ!昼ドラっぽい展開が妙にクセになっている自分がいて、
今の所は楽しんで見ている気持ちの方が大きいです。
(三方向からバーン!バーン!とクローズアップして竜一を映し出すカメラワークも、
今の時代には珍し過ぎて笑っちゃいましたw)
古さの中に役者の魅力を見出す楽しさがあるかなぁ…と思っています。
で、やっぱり気になるのは斉藤由貴さんなんですよね。
計画が失敗して、何も出来ないまま
霧島(遠藤憲一)に心も体もボロボロにされた双子の代わりに、
最後は奥さんが刺しに行って美味しい所もらって終わり…
なんて結末も十分あり得そうなんですけども。