ハケンの品格(2020) 6話 感想|言う程AIに仕事奪われてない気がする件
コストカッターに、AIを過信して酷い目に遭う結末…
去年の にもありましたね。同じような話。
まぁ、今回は中園脚本回ではないので
中園イズムがお2人の脚本家に伝わったって所でしょうけど…
この2人が担当すると粗っぽい内容が更に粗っぽくなる印象があるんですよねぇ(汗)
何かにつけては「利益」「コスト」を重視しまくる社長(伊東四朗)達ですが、
本来人がやる必要のない天気予報の情報収集を大前(篠原涼子)に
追加の仕事として毎日やらせたり、
赤字でもない弁当屋だけに目をつけて切ろうとしたりする方が
よっぽど時間的&労働的な意味でも"無駄"を生み出してると思うんです。
AIは気象予報なり情報収集なり、社員の手が回らない(回らない…事にしておくw)
業務を任せて、社員達は目の前にある仕事をやらせれば良い。
導入するにしても適材適所で良いんですよ。
あ、冒頭で「粗っぽい内容」とは書きましたが、
解決方法は今回が一番大人で現実味あるように感じられて、個人的には腑に落ちました。
ただ…わざわざAIを取り入れなくても良かったんじゃないかなぁ。
これは普段いる環境によりけりかもしれませんが、
「AIに仕事奪われる問題」を主題に置くほど
その件に対して危機感を感じていない社会人の方が多い気がしちゃいまして。
技術は確かに発展してはいるものの、何だかんだ人の手を必要としている考えが
この国にはまだ残っていると思うのは…私だけですかね?
職場にAIが導入された事もなければ、友人からも「AIが来てピンチ!」な話を聞いた事ない
私からしたら、まるでどこか遠い世界のような設定でした。
で、最後のリストラの件は×が多いみたいですが…
宇野部長(塚地武雅)は!?部長は候補に入っていないのか!!?
あの人こそ切られるべき人材だと、ほとんどの視聴者は思っているはずだけど(笑)