真夏の少年〜19452020 1話 感想|熱血教師を軍人に変えただけな感じ?
舞台は2020年という設定も、本作のテーマも事前に知っていたものの、
それでも「ごくせん」と「今日から俺は!!」が混ざった前半のくだりや
一昔前の音楽が流れるのには流石に
「2000年代のドラマっぽいけど、これは現代の世界で合ってるんだよね?」
という戸惑いはありましたが…
軍人が登場してからが本番だと思っていたため、放送開始10分程度の早い段階で
高校生3人と関わらせたのは良かったです。
ただ、敗戦を割とアッサリ受け入れられたり、150円と聞いて物価の高さを
気にしなかったりしたのは違和感(笑)
内容自体に関しても、公式でもうたっている
「今時の高校生と軍人の出会いを通して「本当の"幸せ""自由"とは何か」を描く」
部分をどう描写するのかに注目していたので、
1話の段階でそれをもう分かりやすく台詞に書き起こしちゃうんだ〜…という"解釈のズレ"が。
てっきり、軍人との出会いを通して
主人公達が自然と成長していく展開になる事を期待していたので、
まさか熱血教師を軍人に変えただけの「学園ドラマ」の既視感が漂う仕上がりに
なるとは思わず、この点は少し残念でした。
しかし、住んできた世界の違う人々が心を通い合わせる話には
やはり惹かれてしまいますし、配給制度などクスッとさせられる部分もあるので、
決してつまらないとは言えない感じです。
なので、もう少し様子見してみるつもりではいます。
それにしても…「ひと夏の物語」を強調したいんだったら、
タイムスリップしてきた設定じゃなくて幽霊の設定にした方が
しっくり来たんじゃないですかねぇ。夏が終わったらもう要らないみたいじゃん(泣)
8/8追記:
2話を見ました。
ふーん…戦時中からタイムスリップしてきた三平を
普通の購買部のおじさんにしちゃうんだ…。
それじゃあただの説教臭い人で終わりになっちゃうじゃんね。
内容的にもいろんな学生が登場してきて、ますます学園ドラマっぽい作りに。
まぁ、タイトルからして、「学生と軍人の奇妙な出会い」よりも
学生が主体のドラマにするつもりだったのでしょうけど、
設定は面白そうだっただけに、結局若年層受けの仕上がりになってしまったのが残念。
むしろ、もう少し経験のある脚本家に頼んで映画化してみた方がハマったのかも?
まだ生まれてもいない船○英一郎さんを何で軍人が知ってるねんとか、
あざとい動画が女子受けするのが意味が分からないとか、所々の要素もチープ…。
感想を書く気力も湧きませんし、多分次回を見る事もないかと思います。
このままリタイアかな。