街並み照らすヤツら 1話 感想|応援する気持ちは変わらないけど…

 

 

初っ端から、本作から脱線した話で失礼しますが…

私がドラマを見る上でのこだわりとしては、

「制作側の事情」「ドラマの内容」はなるべく結びつけないようにしているんですね。

 

「制作側の事情」が具体的に何を指しているのかと言えば、

・制作の裏側とは別に、ドラマでは収まりきらなかったエピソードを、

 SNSでご本人自ら「実は犯人は〇〇で…」

「あのシーンでは伝わりづらかっただろうけど、実はこんな背景・設定があって…」

 などと補足(ネットニュースも然り)

・年月を飛ばすにあたって、端折られてしまった部分を

「◯年前の真相」で1つの内容にまとめ、動画配信サービス限定の作品にする

この2ケースが挙げられます。

(※語弊を招きそうだと感じたので、少し追記。

もちろん、本作が作られるきっかけとなった某作品の事情はまた別の話です。

未視聴なので強く言えませんが、あれはコミュニケーション不足なのがひしひし伝わってきて…)

 

もちろん、私にも一応感情はあるので、それらの事情を知って

そうだったのか…と察する事も多いです。

でも決して、視聴者全員がネットや動画配信サービスを利用しているとは限らない訳で。

前者の場合なら、ドラマはあくまでもフィクションだから、事情を感じさせないくらい

描きたいものを描ききる、"らしさ"を貫いた作品であって欲しい。

後者の場合なら、「その情報を知っているか・知らないか」で

ドラマの内容や登場人物に対する印象が変わってしまうのはフェアではないので、

そういった重要は要素は出来る限り収めていただきたい。

ただの素人があーだこーだ言っているだけなのは自覚しておりますが、

ドラマ好きとしては、面白くて良質な作品が少しでも増えていったら…

そう願いながら、いつもドラマを視聴しています。

 

しかし本作に関しては別で、事情が事情だけに、

放送までに至る背景を考慮せざるを得ません。

というのも…噂が本当に正しければ、

元々放送される予定だった原作実写化ドラマは2/21に制作中止を発表。

いろいろあってキャストもスタッフも総取っ替えした新作が発表されたのは3/21と、

4月の初回放送までに突貫工事で制作された作品だからです。

プロデューサーや上層部の方々も、スケジュールが空いている人、

脚本を描ける人を探すのに相当苦労されたでしょうし、

急遽主演を任される事になった森本慎太郎さんを始め、オファーされた側も

相当プレッシャーを感じられていた事が想像出来ます。

むしろ、よく4月内の放送に間に合わせたな…と思うくらいです。

 

しかし、突貫工事での制作だからこそ、

1年以上前から構想を練られ作られてきたドラマと同等の面白さになる可能性は低い。

そんな事も考えつつ、それでも応援する気持ちで初回を視聴してみましたが…

残念ながら、やっぱり予想は的中しており、

シャッター街の復興が難しいように、短期間で作られたドラマが

奇跡的に面白くなるケースも滅多にないのだと実感した内容だったかと思います。

 

何でしょう、描こうとしている内容に迷いがあるように感じてしまう…

と言った方が良いんでしょうか。

シュールなコメディの割には、演技や台詞、会話劇などがイマイチ突き抜けていないですし、

ヒューマンドラマ要素にしても、日常での出来事を淡々と描いているように見えるので、

どんな方向性で行きたいのかが掴みづらいんですね。

せっかく、コメディもヒューマンドラマも行ける役者さんを揃えているのに、

上手く活かしきれていないのが勿体ないんですよねぇ。

 

仮に本作が30分の深夜ドラマだったら、

寝る支度をしようと1階に降りた時や、寝落ちから目覚めた時などに

テレビで点いてたら何となく見てしまう…そんな作品になっていたかもしれませんし、

どことなく漂うシュールさも、コンパクトにまとまっていたのかもしれません。

1時間サイズだからかストーリーや演出に緩急がなく、

間延びしているようにも感じてしまいました。

 

まぁ…全然笑えなかったと言ったら嘘にはなるんですけどね。

確かにクスッと笑える所もあったんですが、それは、どう見てもバレそうな偽装強盗を

繰り広げているくだりや、お尻をかきたいのを我慢するがあまりに挙動不審になってしまう…

といった"状況"が面白かったのであって、

“ドラマ"としてはちょいと微妙だったのかなぁという気がします。

 

これはあくまでも憶測ですが、撮り溜めた分がなくなり、

ギリギリで撮影・制作される日がそのうち来る事が考えられます。

でも、そこには利点があって、SNSでの意見を取り入れ、

ブラッシュアップ出来る機会が増えるんじゃないかとも思えるんですね。

まぁ…こんなポジティブな発想が出来るのも、

本作に対する応援の気持ちがまだまだあるからなんですけどね…(笑)

 

次回以降の感想を書くかどうかは不明ですが、

育成型ドラマのごとく(?)、ゆっくりと改良されていきますように。

今はそう願うしかないみたいです。

 

 

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