パリピ孔明 6・7話 感想|歌で人の心を動かす

 

 

6話「孔明の計略、10万イイネを盗め!」

 

孔明向井理)の10万イイネ作戦…不正が発覚したら

サマソニ出場権が取り消されてしまうんじゃないかとハラハラしてしまうんですけど、

まぁそれは置いといて(笑)

前回の下地作りが効いた内容になってましたね。

 

親友と同時にライバルでもある英子(上白石萌歌)と七海(八木莉可子)の

根強い関係性を描いたからこそ、

大ブーイングの中、NANAMIが英子に歌唱させるチャンスをあげる展開にも

説得力がありましたし。

前回、彼女からアドバイスを受けたり、一緒にライブをしたりして

自分らしく楽しく歌う事が大切で幸せなんだと知った英子が、

今度はオリジナル曲を通して、

彼女に自分が音楽を続けたい理由が何なのかを気づかせるという

立場逆転で魅せる所も、どことなく少年漫画っぽさを感じさせて胸が熱くなりました。

 

「DREAMER」の歌唱中に、七海の無我夢中で突き進んでいた高校時代(回想)を重ねる形で

「夢見ていたあの頃」で共通点を作り出す演出も、

原点に戻る事に決めたAZALEAが披露したインディーズ時代の楽曲も

彼女たちのイキイキとした表情も良い。

自分がないと指摘していたスティーブ・キド(長岡亮介)が10万イイネ目を押すのも良い。

古参も名ばかりではない、ただ「デビューの時から追ってるから〜」と

マウントを取るような古参じゃなくて、実はライブハウスで聞きに来るほどの

3人をずっと見守ってきた熱心なファンだというのが分かって、

ちょっとだけ涙腺がやられてしまいました(笑)

ああ…今回は良かった所がいっぱいありましたねぇ。

 

唐澤(和田聰宏)の気持ちにも共感出来るんですよね。

彼も彼女たちの才能を見つけて、信じて、売り出したいと思った。

その点を考えれば、孔明と同じ"軍師"とも言えるんですけど、

1つだけ大きく違うのは…唐澤は「事務所に所属している人間」なんですね。

雇われの身だから、事務所に良い結果、良い利益をもたらさなければ

クビになってしまうかもしれない。

そんな恐怖に常に駆られていたから、あの戦略だったんじゃないかなぁと思います。

自分のやり方が間違っているとは薄々気づいてはいたけれども。

でも…原点回帰したAZALEAも好評だった事で、

それを痛感せざるを得なくなってしまった…と読み取れました。

 

AZALEAのプロデューサーを降りる事で責任を取ろうとした唐澤に、

七海たちが、あなたが必要なんだと駆け寄ってくるくだりもグッと来ましたね。

4人には4人にしか分からない"物語"がある。

 

孔明のイイネ作戦も卑怯だなぁとは思いつつ(笑)

ギクシャクしたまま進んで後戻り出来なくなってしまう前に、

一度立ち止まって自分と向き合ってみては?という機会を与えてくれたと捉えれば

納得は行くんですよね。

やっぱり…どの登場人物にも「良心」と「信じる心」が見え隠れする所が

私が本作を好んで見ている理由なんだろうと、改めて思わされるお話でした。

 

それにしても、AZALEAの今後はどうなるんでしょうかねぇ。

前とは違って一度名前は売れている状態なので、人気がガクッと落ちる事はないと思いますが。

ただ…路線変更すると、「〇〇の頃が恋しい」「あの髪型に戻して欲しい」と言って

自分の理想を重ねるファンもどうしてもいる訳で(私もそれで降りた経験はあるので分かります…)、

純粋に応援してくれる"今のファン"をどこまで取りこぼさないかが

これから大事になってくる気がします。

新規をどんどん獲得する方向に走っても、ミーハー気質な人も中にはいるでしょうから、

長続きしないかもしれませんし。

「天下泰平」らしく、英子の歌手としての成長だけでなく、

AZALEAの"その後"もチラッとでも描かれる事に期待したいですね。

 

 

7話「孔明とミアの密談!?」

 

菅原小春さんってダンサーなんですけど…まさかあそこまで歌唱力が高かったとは!

声にビジュアルの強さに負けない迫力があって、深みがあって、少しハスキー。

アーティストをアーティストで例えるのは失礼だとは重々承知しているんですが、

分かりやすく言うとするなら、miletさんを彷彿とさせる歌声でした。

英子の歌声は歌声で、陽だまりのような

聴く者の心を温かくしてくれる魅力が感じられますが、

ミア(菅原小春)のカバーも聴き応えがありましたね。

 

ダンスばかりを売り出す事務所に対し、本当はバラードにも挑戦してみたかったミア。

前回の唐澤もそうですが、立場は違えど

今回も"雇われの身"だからこその葛藤が描かれました。

ミアの所属していた事務所の規模がどの程度なのかは分かりませんでしたが、

所属している以上はやっぱり、

方針に従って本来の夢を手放してしまうケースが多いんでしょうね…。

 

そんな背景が描かれた上での「DREAMER」の歌唱シーンだったので、

涙ぐみながら感情的に歌うさまで、

ああ、これが本当に自分のやりたかった音楽なんだろうなぁ…

そして今、こうして歌えるのが嬉しくて仕方ないんだろうなぁ…と

彼女の心境をいろいろと想像してしまって、自然と見入ってしまいました。

 

DJ KOOさんのご出演には驚きましたね(笑)

ノリの良いオファーもあって、V-EX(←○vexの文字り?w)への移籍が決まったようですけど、

新人の飼い殺しを企んでいる人もいる事務所なので

上手くやっていけるのかはちょっと心配です。

まぁでも…もしもの事があったら、マネージャー・松田(村杉蝉之介)がいますからね。

ここの信頼関係も微笑ましく見られました。

前回の感想に加えてもう1つ書くとするなら…

本作って、人との繋がりの尊さを描くのにも手を抜かない所も良くて。

理解してくれる存在、支えてくれる存在を、背景も交えながらきっちり描いてくれるから、

終盤の展開にも感動を強く覚えるんだと思います。

 

前回で一応、第一章は終わり。

今回からは第二章って事で、新曲制作・サマーソニアへの出場までの過程に

焦点が当たるかと思いきや、中休み的な感じになったのでそこは意外ではありましたが。

でも、最後まで見てみれば「歌の力の素晴らしさ」をストレートに魅せていて、

満足感のあるお話だった気がします。

 

冒頭かラストで時々登場するだけで、ずっと謎のままだった前園(関口メンディー)も

V-EX側の人間である事が判明しました。

本筋に絡み出して、いよいよ物語が大きく動いていきそうです。

 

…ところで、トンチキだな〜と思いながら聴いていた

QUEENDOMの「チキチキバンバン」って、アニメ版のOPテーマだったんですね。

しかもご本人による歌唱。サービス精神も満載ですねぇ(笑)

 

 

↓次回(8・9話)の感想はこちら↓ 

 

↓前回(4・5話)の感想はこちら↓

 

 

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