日本沈没−希望のひと− 9話(最終回) 感想|脚本沈没って言った方がぴったりね…。

 

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2時間3分、長いを通り越してイライラしたわ〜…。

心の中でいちいちツッコんでいないと見ていられなかったかもしれません(苦笑)

本来は普通に1時間ずつ分離させて全10話でお届けする予定だったんでしょうけどね。

間に選挙が入ったために、急遽今回の形をとる事にしたんでしょう。

 

まぁでも、あの展開ならば、仮に分離させていたとしても

「この要素って必要だったか?」と思う気持ちは変わらなかったと思います。

だってねぇ…放送開始45分くらいから、感染症ネタをぶち込んでくるんですよ?

すいません。口が悪くなりますけど。

このタイミングで、正気か???

と目を疑いましたよ(滝汗)

で、結果的に、最終回で新たな要素を追加したお陰で、

スロースリップがまるで空気を読んでいるみたいに見えてしまったという(爆)

現実世界を考えたら、数ヶ月で治療薬・治療法が見つかって収束出来たのも

予定調和も良い所ですし、

コロナをモチーフにした割には、密での集団会議の姿勢は変わらない上に

マスクもしないという設定の緩さ加減。

日本沈没の話はどこへ?なんか、"日本の危機"を描くはずだったのが

“日本の復興"がテーマの話にすり替わってない?って疑問も出てきて。

感染症が流行りだしてから収束するまでの約35分間、いらないとしか言えませんでしたね。

ちなみに、本編の1/3が通話シーンだったのも、無駄of無駄…な引き延ばしですね。

 

あまりにも内容が酷いもんで、今回の感想のタイトルで「脚本沈没」なんて

例えてしまいましたが(苦笑)

最終回だけとは言わず、初期設定の時点で不要な要素が多過ぎる印象のある作品でした。

全体を踏まえて、盛り込まなくても成立したと確実に言えるのはこの4点。

・天海(小栗旬)家の離婚問題

・天海と椎名(杏)の中途半端な恋愛匂わせ描写

・裏切り者探し

・前回終盤からの爆破テロ

特に色濃く描かれていて、余計だったのは上2つ。

 

まずは離婚問題。

天海も役人の前に"1人の人間"だから、家庭を持っていても不思議ではないですが…

果たして、妻には既に再婚を約束した相手がいて

離婚寸前状態であるという設定は必要だったのでしょうか?

大切な人が心配だから今すぐにでも助けに行きたい…

でも日本国民の安全を守る立場にいるからその任務を果たさなければならない…

こんな感じで、役人だからこその葛藤や生き様をストレートに描くだけで

良かった気がしてなりません。

そして、椎名との2人きりでの絡みが妙に多かったのも、

そうではないとは分かっていつつもダブル不倫しているように見えて、

主人公が何を発言してもイマイチ説得力が伝わりづらくなってしまったのが

「危機的状態の中で懸命に動く人々を描く作品」としては致命傷だったとも思います。

 

あとは、描写不足な点を挙げるとするならば…チームの描写でしょうね。

主人公が単独で動いているシーンも多過ぎたために、他の仲間たちが"傍観者"に映って

「日本未来推進会議」の存在意義がなくなってしまった。

日本沈没ともなれば、移住問題とか、対策方法とか、いろんな考えがある訳で、

考えをお互いに共有したり衝突したりして初めて作品の深みが増してくるかもしれないのに…

ここ最近よく見かけるダブル主演、あるいは3人以上の群像劇仕立てにした方が

この手の作品にはぴったりだったんじゃないしょうか。

 

なんだかなぁ。

ラストで急に平和思考の日本人に警鐘を鳴らすような説教を入れて

それなりに見せてくるのもなんだかなぁ…って感じで(苦笑)

本当に、なんで最初っから"普通"に描かなかったのか…というモヤモヤが残る作品でしたね。

ここまで見てきましたけど、最近割と多い頻度で震度強めの地震が起きている

現実世界の方がよっぽど怖かったです。

っていうか、最終回であったような地割れシーンを初回から何度も見せていれば、

沈没の日が近づいてくるという緊迫感が少しでも出せたのでは?

 

近未来の設定ですし、初回での天海の様子を見て

現実世界と照らし合わせながら考えさせられる作品になりそう…という

期待を膨らませていたのに…正直言って、この仕上がりにはガッカリです。

 

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