婚姻届に判を捺しただけですが 1話 感想|モモセとおもちだけが視聴目的になりそう
初対面の母親に存在しない結婚報告をする菅波先生、こえーよ……
夜の公園で声かけるストーカー気質の菅波先生、こえーよ………………。
ああいかん、つい菅波先生と呼んでしまった……(汗)
だって基本的に性格のトーンは一緒なんですもん。どうしても重ねて見てしまいますよ。
早くても4月期ならキャラクターの名残が強く残らなかったんじゃなかろうか。
私が恋愛ドラマを見る基準が「主人公に共感出来るか」「2人を応援したくなるか」というのは
以前から口酸っぱく言い続けています。
それを考慮してみても、今回の展開はどうもついて行けない部分が多過ぎました。
ストーリーの根っこに「初対面の人と初日で結婚契約を結ぶ」という非現実な設定がある以上、
それ以外の設定はあくまでも現実に沿ったものにする事で
非現実だからこその面白さが際立つ…のが、この手の漫画チックな作品では理想的。
しかし、本作の場合、原作に沿っているのかは分かりませんが、
さっきの結婚報告もそうですし、短期間内で700万がどうしても必要だとか、
そのためにボーナスを数年分前借りしなきゃならないとか、
ソファー以外は何もかも売って節約して耐えようとする発想に至るだとか
(実家暮らしに変えたとて700万貯められる可能性はかなり低い)、
非現実な設定にさらに「そんなの日常生活で起こる訳ないでしょ」みたいな設定が
ポンポン盛り込まれていくので、自分のいる世界とはかけ離れたファンタジーのように思えて、
結婚を決めるまでの過程には共感はしづらかったです…。
明葉(清野菜名)が偽装結婚に対して疑心暗鬼のままでいてくれれば良かったんですが、
お金が欲しいなら結婚すれば良いじゃないか!という身売りに近い行為をし、開始37分で同居。
終盤には好きになりかけている素振りを見せる…と、
会って間もない男との共同生活を受け入れ始めているんだから怖い。
顔面が坂口健太郎さんだからじゃないのか??以外の説得力がない(苦笑)
リタイアした前作もそうでしたが…心情描写を掘り下げないまま
テンポ良く物語を展開していくのが、この枠の恋愛ドラマの良くない所ではありますね。
人の生活に干渉するなという条件にしたって。
百瀬(坂口健太郎)が目覚まし時計を何個もセットしてしつこく鳴らしている件は、
彼が朝に弱い体質でも朝支度のためにどうしても起きなければならない時間であって、
それで自発的に声をかけてあげるのは逆に優しさでルール違反にはならない気がするんですが…
彼から「毎朝起こしてください」「こんな夫婦だからこそお互いちゃんと主張し合って」と
ルールを指定してくるとなると、サービス料が発生してくるのでは?というモヤモヤも。
元々シェアハウスのつもりなんですよね?
なのに本来やる必要のない仕事を言い渡されるって…上手く言えませんが、
“百瀬って甘える所もあるんだ"みたいなほっこり話で解決して良いのか?とも思えてしまいました。
人の声で起きるのなら、兄の声を録音して、
それをアラームにセットすれば良いじゃない?という話でもある。
うーん…火曜日のドラマが1本になった事で、
火9枠の存在がいかにありがたかったかを思い知らされるとはなぁ。
元々火10枠は相性は合わず、リタイア率が高めなので、
火10枠のドラマが微妙なら切ってしまえば良いか〜!と潔く判断出来たけれども、
今後リタイアするとなると完全に暇になるので…(汗)
そして、坂口健太郎さんが出演されているなら見たいという気持ちにも駆られてしまい…(泣)
面白くなってくれる事を願うしかないですわ。
とは言え、ネガティブな感想が続いたら流石に感想の投稿は止めるつもりではあるので、
しばらくは様子見してみます。